【じゅらい亭RPG】

−RPG的リレー冒険小説(2)−

進め!空想世界迷走暴走借金冒険者軍団!





(5)でいってみよっかな? 投稿者:かいろ〜  投稿日:01月24日(土)12時29分33秒



ゴルディオン・ハンマーは一筋の光となりB・じゅらいを目指した。

B・じゅらいは一瞬の躊躇の後、それをあえて受け止めた。

彼の漆黒のマントが微かに揺れる。

・・・・受け止めたせいで、幸い宿屋は無傷だ。

「この程度なのか?知らず知らずの内に手加減をしてるのだろう・・・悲しく・・・・
 そして長い眠り だった、私たちは・・・・生きていたいのだ、自分の存在意義を
 否定するわけにはいかない!
 だから、じゅらいよ・・・私のために、死んでくれ・・・」

B・じゅらい が押し殺したような声で悲しく呟く、彼の目には狂気の光意外にも、
何かの光が見て取れる。

「シャドウだから消えなくてはならないの?そんなのはゴメンだわ!」

B・風花 が寂しげな眼差しで叫ぶ・・・

「・・・・・」シャドウ達の意外な一面に、何も言えないじゅらい達。

風花とじゅらいの二人は悲しい表情で、ただ彼らを見つめている。

時間が凍り付いたように・・・時が流れているのかすらも分からない・・・小さなこの
場所でいつしか、B・じゅらいとじゅらい、B・風花と風花だけが向き合っていた。

隙間風だろうか?軟らかな、しかし冷たい風が彼らの頬をなでる。

まるで映画の一場面のようだ・・・が、宿屋だったりするのは何故だろう・・?


(1)一対一の、自分を賭けた勝負の始まりだ

(2)誰か「宿屋を壊すとやばいんじゃ・・・・ちょっと他の場所に・・・」

(3)黒幕登場♪

(4)誰か「やっぱりみんなで袋叩きにしようよ♪」

(5)誰か「話し合えないかな?」


すみません、なんか暗くなりました^^;
「が・・・宿屋である」で多少明るくなって・・・・無いですね(汗)



(2)です♪ 投稿者:ゲンキ  投稿日:01月26日(月)10時51分01秒



「おい、待ててめぇら」

 今にも戦いが始まるか・・・と、いう時に幻希が突然横から口を出す。

「何だ、貴様!」

 B・風花がイライラと幻希に言う。だが、彼は「気の短い嬢ちゃんだ」と
笑う。

「何だとっ!貴様、そもそも何なんだっ!」

「あれ?そっちのB・じゅらいは俺の事知ってたんだがなぁ?まあ、いいや。
それよりよ?ここで、このまま戦っちゃあ宿に迷惑だぜ♪」

 B・風花の質問に少々、疑問を抱きながらも幻希が言うと、B・ジュライ
が訊いてくる。

「では、どうするというんだい幻希君?」

 その質問に幻希がニッと笑う。そして、腰に提げた刀を左手で抜くと頭上
に掲げる。その場の一同が注目する中、続ける。

「こうすんだよっ!!」

ヴゥンッ!!

「何っ!?」

 B・風花が叫ぶ。周囲の空気が異質なものに変わった。

「結界・・・こんな事も出来たんですねぇ、幻希さん」

 レジェが周囲を見回しながら言う。幻希も刀を鞘に納めると説明する。

「この結界なら、どんなに暴れても現実の宿にゃ被害は無え。こっから半径
2Kmが範囲内だ。さあ、思う存分暴れな。俺は寝る」

 言うなり、彼は部屋にあった椅子に座り目を閉じる。

「ちょっと幻希君!?戦わないのっ!!」

「ルネアちゃん?これはじゅらいと風花嬢ちゃんの戦いだろう?なら、俺は
関係無ぇな」

 ルネアの言葉に少しばかり冷たい答えを返す幻希。それでルネアが怒った
ようだったが、ミカドが止めたようだ。

「・・・・・・変わり者だとは思っていたが・・・思ったより変わっているな」

「うるせえ。俺が変わり者だったら、じゅらい亭のメンバーは変わり者だらけ
じゃねえか」

 B・ジュライの呟きに敏感に反応し、言い返す幻希。「寝る」と言う割には
人の話を聞いているようだ。

「ふむ・・・それでは始めるかじゅらい?」

「あなたもよ風花!!」

 その言葉通りに再びじゅらいとB・ジュライが。風花とB・風花が対峙する。

「いやぁ、どんな戦いでしょうねぇ♪楽しみです♪」

「ゲンキさん・・・緊張感無くなるにゃぁ・・・」

 何処からか取り出した「ポテ○」を開封しながら言うゲンキにフェリがツッコむ。

だが、戦闘に参加しない他のメンバー達も傍観モードに入ってたりする。
 そして・・・・・・。



1):B・ジュライが宿屋を破壊する。

2):B・風花が突然ギャラリーに向かって攻撃する。

3):矢神が「茶柱がっ!」と言ってまたも緊張感が無くなる。

4):じゅらいが謎の新技を繰り出す。

5):風花が誰かを盾にしつつB・風花に風の矢を放つ。

むぅ・・・変な文ですね。(^^;)
皆さんすいません。続ける人もすいません。(^^;)
では、また♪(VOID)    



(1)?(^^;;; 投稿者:特査557  投稿日:01月31日(土)01時40分15秒



 何処からか取り出した「ポテ○」を開封しながら言うゲンキに、フェリが
ツッコむ。だが、戦闘に参加しない他のメンバー達も傍観モードに入ってた
りする。

【次は……こちらから、いかせてもらおう……】

和んだ雰囲気をかき消し、B・じゅらいが、ゆったりと右手をかざす。

 瞬間――

 どがあああああああああぁぁ!!

 閃光、そして暗転……


「なんでだ!? あの結界は、物理的なエネルギーで破れるもんじゃないぞ?」

 袋だけになった「ポテ○」を手に、幻希が叫ぶ。瓦礫と化した宿屋、彼の結界
は完全に消滅していた。

「かける力にも、よるでしょう?」

このはが、幻希を促すように彼方を見やる。

「――な!?」

 B・じゅらいは、先程の部屋があった辺りに変わらず浮かんでいた――半身だけが。

右胸から腰の辺りまでが焼け落ち、無惨な傷口を見せている。

「きゅう。」

直視してしまった風花が倒れた。皆が一斉に駆け寄る。

【なるほどな……つまりは、拙者も……】

疲れたような、B・じゅらいの呟き。

「なになに? 一体、どういうことなの??」

ルネアが傍らの焔帝に訊ねる。

「え〜と、それはねえ……」

「あいつ――『B・じゅらい』は、知らなかったんでござるよ。自分の力をね」

「じゅらいさん!!」

 瓦礫を払いのけて、じゅらいが出てきた。あちこちに傷を見て取れるが、
そう深いものはないようだ。そのまま立ち上がり、B・じゅらいに対峙する。

「あいつは、拙者と同じ能力を与えられたけれど、記憶までは持ってなかった。
だから、拙者が一度使った『最高ガン』しか使わなかったんだ」

「要は、あまり難しい技は出来なかったんですね?」

レジェの言葉に、じゅらいは黙って頷く。

先程の一撃は、『ゴルディオン・ハンマー』の真似だったのだろう。そして、
制御できずに、全ての力を出し切ってしまった。

【……最後の仕事でござるな……】

もはや生気の感じられない声で呟き、B・じゅらいが残された左手を瓦礫へ
とかざした。その手の動きに合わせて破片が道をつくり、やがて気を失った
B・風花が姿を現す。

【B・風花よ……『あれ』の所に一度戻るのだ】

左手が振り下ろされ、彼女の姿が消える。そして――



(1)B・じゅらいが自爆

(2)同じくB・じゅらいが消滅

(3)「勝手に消すんじゃないわよ!!」とB・風花再登場(笑)

(4)実はフェイクだった(爆)

……支離滅裂(笑)
ともかく、彼の人の御冥福をお祈りしましょう(笑)
では、どなたか領収書を(謎)



【「3」です。】 投稿者:B・ジュライ  投稿日:02月04日(水)04時54分46秒



【……最後の仕事でござるな……】

もはや生気の感じられない声で呟き、B・じゅらいが残された左手を瓦礫へ
とかざした。その手の動きに合わせて破片が道をつくり、やがて気を失った
B・風花が姿を現す。

【B・風花よ……『あれ』の所に一度戻るのだ】

左手が振り下ろされ、彼女の姿が消える。


そして、B・ジュライはこちらに向き直った。

【さて、君達にはせめて一矢なりとも報いたいところだが・・・もはや
  限界のようだ。この身が闇へと回帰する前に、伝えたい事がある。】

静かにB・ジュライが語りだす。皆も黙って聞いている。と、そこへ
走ってくる足音が聞こえた。

たったったったったったっドン!

ゲンキ達の頭の上を一歩で飛び越え、B・ジュライの前に立ったのは、
さっき姿を消したばかりのB・フウカだった。

「勝手に消すんじゃないわよっ」

【B・フウカ?なぜ、帰ってきたのだ・・・?】

驚いた様子のB・ジュライが尋ねる。だが、うつむいたB・フウカは
答えない。

【B・フウカ・・・?】

ようやく上がったB・フウカの顔は涙にぬれていた。

「B・ジュライ・・・私も一緒に行くよぅ。」

【・・・】

「どうして私を置いてくの・・・?約束したでしょう?私たち「シャドウ」
  は、死んだらこの世界から全てが消えてしまう。どこか違う世界に
  魂が飛ばされてしまう。だから、死ぬ時は一緒に旅立とうって・・・。
  でなきゃ二度と再び会えなくなるからって・・・約束したじゃない!!!
  ちゃんと守りなさいよ、ばかぁぁぁっ!!!」

泣きながら訴えるB・フウカ。じゅらい達は、ただただあっけにとら
れて見つめている。しゃくりあげるB・フウカを複雑な表情で見つめ
ていたB・ジュライは、やがて優しく微笑んで言った。

【――そうか。そうだったな。】

B・フウカが顔を上げる。

【我らは、この世界では「光」の元に生を受けることはついになかっ
  たが・・・。次の世界では夢が叶うやもしれん。つまらん【遺産】に
  狂わされた人生も、このための準備だと思えば諦めもつこう・・・。】

泣き笑いの顔になったB・フウカがB・ジュライの手をとって言う。

「未知の世界でも、二人なら恐くないよ。」

【ああ、そうだな。二人なら――。】

手に手を取り合う二人。B・ジュライが小さく呪文のようなものを唱え
ると、B・ジュライとB・フウカの体が幻のように揺らめきだした。

「B・ジュライ!」

思わずじゅらいが叫んだ。何か声をかけたかったのだ。だが、言葉が続
かない。B・ジュライは、深い闇のような瞳の中に、確かな光を宿しな
がら一同を見る。

【冒険者達よ・・・。君達に、是非知ってもらいたい「真実」がある。
  それを伝える時間が私には無くなったが・・・君達なら、いつかきっと
  たどりつけることだろう。冒険者ならば、一生をかける価値がある。
「真実の扉」は開かれる時を待っているのだ――】

「真実の、とびら・・・。」

誰かがつぶやく。

二人の姿はオーロラのように揺れ、一つの焔になった。二人の声が言う。

『――汝は冒険者か?求めよ、されば開かれん――』

次の瞬間、闇がはじけ、幾億もの光が散った。

二つの魂が、この世から永遠に失われた瞬間だった。


「――ですが、これは彼らの新たな旅立ちを意味しているのです」

何時の間にか降臨した天使「よあけ」が言った。



(1)そして一年後!(笑)

(2)気を取り直して、これからどうするか相談する!

(3)その時「遺跡」が動き出し、何かが起こる!

(4)ちょっと「閑話休題」に入る?

(5)B・ジュライ達の消滅の余波で、異世界へのゲートが開く!


ああ、途中で何を書いているのか分からなくなりました(^-^;)
しらけさせちゃって御免ね。
この続きが大変でしょうが(選択肢も変だし)、がんばって!
期待しています。


精神的に『ガオガイガー』最終回の影響を受けてます(笑)


(2)ですかね? 投稿者:夢崎風花  投稿日:02月10日(火)09時21分44秒



「いっちゃったわね。」

「そうですね。今度生まれて来る時は、私の影なんかじゃなくて幸せに
なってほしいな・・・。」

「きっと、なるさ。きにすんなよ嬢ちゃん。」

BジュライとB風花が消滅した後、ルネアがこう言った。風花は同情の
気持ちからだろうか何処か寂し気な顔で窓から見える空を見上げながら
呟くと、さっきまで寝ていたハズの幻希が励ました。

(ちなみに、まだ天使「よあけ」はいるのだが全員現実的な人間らしく
誰一人存在を認めようとしない為無視され続けている)

「あ!これからどうなるんでしょうか?B・じゅらいが店を占領したの
なら、もう平和になったのでは?」

「考えてみれば、そうだにゃぁ。」

突然、さっきまで物思いにふけっていいたこのはが、これでこの戦い(?)
は終わったのではないかと言うと全員そういえば!という顔をした。

「でも、どうやって帰るんでしょうねぇ?じゅらいさんは知ってますか?」

「いや・・・実は・・・。」

「実は??」

「よく覚えていなんですよ。すみませんねぇ、みなさん。」

レジェがじゅらいに対して帰り方を聞くと、じゅらいは冷や汗をかきな
がら帰り方を覚えていないと言った。

「じゃあ、どうやって帰るんですかっ?!早くかえらないとL様に叱ら
れるんで・・・。」

「これからもこの遺跡を探検しながら、帰り方を探していくのが妥当な
線ですかね?やっぱ。」

ゲンキはL様の事を恐れながらもそう言うと、nocはやはりまだこの遺跡
を調べていくしかないのではないかと言う。

全員でこれからどうするか悩んでいると

[そんな必要はないですよ・・・。あなたがたにはまだ私のゲームに参加
していただきたいですから]

「??誰だっ!今ふざけた事言った奴は!!」

「誰?少なくとも今ここにいる人間じゃなさそうだけど」

[私の事なんて気にする必要ないですよ。あなたたちは私のゲームのコマ、
Jファイナルの者や影を相手にして、Bジュライが言った事をやればいい
んですよ]

「・・・あ!!!わかった。なるほどね・・・」

いきなり登場の謎の言葉に対して焔帝は誰か問い掛けると、謎の人物は軽く
笑っていうる様子でそう言った。レジェは何かわかったらしい。

「つまりこういうことですよ



(1)あの地下99F〜〜〜〜〜という難題は店に帰る為の手段だったんですよ。

(2)黒幕が誰かわかったんですよ♪◯◯さんじゃないですか?
  (◯◯の名は御自由に(笑))

(3)全ての影を倒さなきゃ、帰れないといいたげですからたぶんそれで帰れる
   のでしょう。

(4)ずっと無視され続けていた天使「よあけ」がキレて、全員を何処かに飛ばす(爆笑)

(5)いきなり風花のもっていたクリスタルに異変がおきる!!!


寝起きに何も考えず打ち込みしました(苦笑)
はぁ、文章が変だし構成もあんだけ時間があってこれだけかい!!って感じですね(泣)
すみませーん。次の人苦労しそうですが頑張って下さい。
では2度寝モードにはいるですぅ(苦笑)


(2)で行きます 投稿者:Landa  投稿日:02月10日(火)21時32分45秒



いきなり登場の謎の言葉に対して焔帝は誰か問い掛けると、謎の人物は軽く
笑っていうる様子でそう言った。レジェは何かわかったらしい。

「つまりこういうことですよ。黒幕は「W(ホワイト)ジュライ」さんじゃ
ないですか?」

と指を立てみんなに言う。少しの間があく…。

「おいレジェ、B・ジュライがいたからってホワイトも居るわけないだろ!」

と幻希が少し呆れ口調で怒鳴る。

「やっぱり?」

自分で言っときながら自信は微塵もないらしい。とその時、矢神が口を開く。

「このはさん、Jファイナルが影を創り出すのに使った遺産は、どんなもの
でした?」

矢神のやけに真剣な眼差しにこのはが驚きの表情を隠せずに答える。

「確か…人の心を実体化させるとかだったと思うけど・・。」

とこのはの言葉に最初に反応を示したのは風花だった。

「と言うことはB・風花は私と同じってことですか?」

「いえ、それは早とちりです。簡単に言えば、人の心は二つの思いの葛藤に
よって保たれています。」

と風花の問いに矢神が落ち着いて答える。

「多分、Bシリーズはその葛藤を無くし、一つの思いで一人の影を創ったの
ではないでしょうか?」

「と言うことは、Bシリーズと対をなす思いがまだ存在していて…それがW
シリーズだと?」

とじゅらい。

「分かりません。ただその可能性も有ると思うのです。」

「でも、それなら安心じゃないですか♪Wシリーズの人は、きっといい人
ばっかりですね♪」

重々しい矢神の口調とは裏腹にゲンキが嬉しそうに言う。

「なぜです?」

「だってBシリーズの人は心の闇の部分が実体化したんですよね、ならその
反対ならいい部分に決まってるじゃないですか。」

「それはわかりませんよ、明暗や善悪は所詮人間が生まれてから決めた基準
です。闇の部分が悪でその反対が善だとは限りませんから。」

『なるほど。』

矢神の言葉にその場に居た全員が頷く。と、その時じっとこちらを見ていた
よあけが決意を込めた口調で語り出す。

「・・・さきほどの声は、W・ジュライではありません・・・あの声の主は
【白夜(びゃくや)】。堕天使・白夜です。」

衝撃の事実を聞いたじゅらい亭の常連達、その時――



1) なぜか、W・ジュライが登場(笑)!

2) 風花のクリスタルが輝き…

3) 表太郎が現われ遺産を配って行く

4) 第三のクリスタルの輝きが天を穿つ

5) 無視を決め込む

何か書いてて自分で分けが分からなくなった(^^;
すみません、次の方・・・それとも消した方がいいのか?



反則的(4) 投稿者:遅刻魔このは  投稿日:02月19日(木)12時51分38秒



  突如、空に真っ白い服を着た青年の姿が映し出される。

  頭上に浮かぶ光輪と背中の翼から、天使だろうということは容易に想像ができる。

「驚かせてしまったようですね」

  空を見上げて目を見開いている皆の様子に、夜明はすまなそうに苦笑した。

どうやら、彼女が作った幻影だったらしい。

「これが、白夜です」

「・・・・・・これが・・・・・・・?」

  レジェは、夜明の言葉が信じられない様子だ。無理もないだろう。

  空で優しく微笑む青年の姿からは、先程の狂気を孕んだような声などそぐわない
ように思える。

  美しい銀髪に彩られた白皙の美貌。強い意志の輝きを放つ瞳には、繊細さの影も
見て取れる。

「彼は、一人の女性を愛してしまったために、天へ帰る力を奪われました。人との
恋愛を、私たちの神はお許しにならなかったのです。神は、白夜から翼を奪ったの
です」

「でも、あの映像には翼、ありますけど・・・・・・・?」

  ルネアは、天に映る白夜を指差している。

「あれは、私が彼とであった時の記憶を像として結んだもの。彼の、昔の姿なのです」

「ひとつ、きいてもいいですか?」

  杖を両手でしっかりと胸に抱き、風花はひたと夜明の目を見つめる。

「あの・・・・・・白夜・・・・・・さん・・・・・・が愛した女の人って、今は
どうしてるんですか・・・・・・?」

  うるんだ瞳を風花に向け、夜明は辛そうに続ける。

「彼が地に止まらざるを得なくなったのは、千年以上前のこと。ですから・・・・」

「・・・・・・」

  うつむく風花の顔を、前髪が隠す。表情は見えない。

「そんなこと聞かされたんじゃ、やりにくいですね・・・・・・・・」
 
 ゲンキは、やけに難しい顔をしている。

「あてつけ、でしょうか」

  やにわに、矢神が口を開く。皆の視線が集中する。

「白夜は、神が定めたという善悪の基準によって天を追放された。彼は、人の心の
葛藤を二人の人間・・・『白』と『黒』の心を持つ人間として作り出すデマドの遺産
を用いて、善悪など個人の主観で判断していいものではないと示そうとしているので
はないでしょうか」

「おかしいですよ!」

  うつむいたまま、風花が叫ぶ。

「あたし、何て言っていいのかわからないけど、そんなの間違ってる。おかしいよ・・・・・」

  彼女の足元には、いくつもの丸い染みができている。震える彼女の肩を、ルネアは
そっと抱いてやった。

「もう、やめましょうよ。白夜さんもつらかったんですよ・・・・・・。戦ったり
するのやめましょうよぉ・・・・・・」

「それでいいのかよ、風花ちゃん」

  道端の木箱に腰掛けてバンダナに手をあてた幻希が言う。女性に優しい彼がこんな
物言いをするのは珍しいことだ。

「その白夜ってヤツの独断で作られたB・じゅらいやB・風花がどんな気持ちで
消えてったのか、わかるだろ?」

「・・・・・・・」

  誰も気づいてはいないようだったが、彼の手にはバンダナを引き裂くほどの力が
こもっていた。暴走しそうになるのを必死に押さえているのだろう。

「てめぇの傷を他人に見せびらかすために、ただの道具として消えてったんだぞ、
あいつらは!ンなマネするようなヤツ、許せるわけねぇだろうが!!」

  立ち上がり、木箱を蹴り壊す幻希。

  彼の言葉に、このはは無意識に古傷を指でなぞっていた。一人の女性の影とともに、
胸に鋭い痛みがはしる。

  フェリは、あまり事態が飲み込めないらしく、耳をふせて隅で縮こまっていた。


「何にしろ、前に進むしかないってことですかね」

  nocがまとめる。

「ここで議論していたところで、解決するわけでもないし」

「よろしくお願いします」

  夜明が頭を下げる。

「私は、これ以上あなたたちに関わることはできません」

  立場上の問題もあるのだろう。神の側に立つ彼女が白夜の説得に向かったとしたら、
彼はどんな反応を示すのか。そこで夜明は何を言えばいいのか。

「お願いです。彼を止めてあげて下さい。そして、できることなら、彼に元の清らか
な心を取り戻させてあげて下さい・・・・・・」

  夜明の右目から、一粒の涙が零れる。白い頬を伝い、頤を離れた涙は、まばゆい光
をはなつ。

  綿毛のようにゆっくりと目の前に落ちてきた光の塊を、フェリはそっと伸ばした手
で受ける。彼女の手の平の上で、明度はみるみる下がってゆく。

  そこにあったのは、胸が苦しくなるほどに悲しい色をした丸いクリスタルだった。

第三のクリスタルの出現である。

「どうか、彼をよろしくお願いします・・・・・」

  声にあたりを見回しても、夜明の姿はなかった。

「あなたたちに、神の御加護のあらんことを・・・・・」

  彼女の言葉が風に消えてゆくとともに、夜明についての記憶は全てなくなっていた。

  それを不思議に思う暇もなく、三つのクリスタルが共鳴しはじめる。

  次の瞬間に起きた目を焼くほどの光の爆発に飲まれ、意識が、白濁してゆく・・・・・。



  ようやく、意識がはっきりしてくる。

  そこは、だだっ広い荒野のど真ん中だった。

  と・・・・・・。



  1)じゅらいさんが叫ぶ。「こんなところに残りのクリスタルがそろってる!?(爆)」

  2)ルネアさんが呟く。「・・・・・・蛇が、いるわねー・・・・・(危険)」

  3)フェリさんが、看板を発見。「『ここは地下98階です』・・・・・・!?(驚)」

  4)レジェさんが嘆く。「ハリセンが、なァァァァァァァァァい!!」

  5)ゲンキさんが呆然。「なぜに僕はこんなとこに一人で転がってたんだろう・・・・・・」(笑)

 <次点>その頃、宇宙ステーションでは・・・・・・(謎)


(いろんな意味で)ごめんなさい。


(1)だっ!(でもすげぇ長い。許して) 投稿者:紅流星  投稿日:02月21日(土)03時01分24秒



 ようやく、意識がはっきりしてくる。

 そこは、だだっ広い荒野のど真ん中だった。

 全員が突然の状況の変化にとまどっている中で、1人冷静だったじゅらいが叫んだ。

「あそこに妖しい光が!」

 じゅらいが指さす方向には、4色の光が天に向かって伸びていた。

 じゅらいは光に向かって走り、残りの者も我に返ってあとに続いた。


 全員が光源となっているモノを見下ろしている。そこには、4色の宝玉とひとつの怪しげ
なボタンがおかれていた。

「残りの・・・・・・クリスタルだ!」

 誰とも無く呟く声が聞こえ、それに触発された全員の歓喜の声があたりにこだました。

「やった!とうとう全部のクリスタルがそろったんだ!」

「これでもとのじゅらい亭に戻れるのね!」

 ほとんど全員が熱狂していた。白夜の問題を解決するまでは、元のじゅらい亭に戻れな
いと分かっていたが、今はクリスタルを集めたという達成感に酔っていたかったのだ。

 ・・・熱狂はしばらく収まる様子を見せなかった。


 やがて、一段落ついたか、というところでゲンキが呟いた。

「・・・それで、この限りなく怪しげなボタンは一体なんでしょう?」

 びくぅっ!

 その一言で、全員の熱狂が一瞬にして凍り付いた!

  全員の視線が一斉にゲンキの体を指し貫いた。全身に痛いほどの視線を浴びながら、ゲンキ
が心配そうに呟く。

「・・・なにか・・・言っちゃまずかったですかね?」

「わざわざ気付かないふりをしてんのを、ぶち壊すんじゃねぇ!くらえっ!『滅火っ!』」

 幻希の手から発現した炎で、ゲンキは一瞬にして消し炭となった。

「うーん、気付いてしまったからには仕方がありませんね。どうします、このボタン?」

「あからさまに怪しいし、押さない方がいいんじゃない?」

 レジェの言葉にルネアが応えた。すると・・・・・・

[そのクリスタルとボタンは両方ともぼくからのプレゼントだよ。片方だけ取るなんて卑怯な
まねはしないでね。]

 挑戦的な白夜の声が、あたりに響きわたった。

[そのボタンを押すこともできないようじゃ、僕のとこには一生辿り着けないよ。まあせいぜい、
あがいてみるがいいよ。それじゃあね]

 一瞬にして白夜の気配が消えた。

 全員が息をのんでボタンを見つめていた。その中で・・・・・・

「・・・っざけやがって!押してやろうじゃねぇか!」

 キレた幻希がボタンを手に取った。

「ま、待て!それは危険だ!やめておいた方がいい!」

 このはが焦って叫ぶ。

「幻希さん!待って下さい!」

「止めるんだ、幻希さん!」

 そばにいたレジェと焔帝が、幻希に飛びかかった。

 だが、2人の制止も間に合わずに、幻希はボタンを押した。

「・・・・・・・・・・・・・っ!」

 その瞬間、幻希と、そばにいたレジェ、焔帝の姿が消えた。

 謎のボタンも一緒に消滅して、あとには4色のクリスタルだけが残されていた。



 そのころ、宇宙ステーションでは・・・

「星が綺麗ですね、ご主人様」

「ああ、そうだね」

 じゅらい亭の仲間であるクレインと、その召喚神であるヴィシュヌがのんきにお茶を飲
んでいた。

 と、そこに・・・・・・

「ぐほっ!」「うげっ!」「うわっ!」

 幻希、焔帝、レジェの順で落ちてきた。一番下の幻希は涙すら流している。

「ど、どうしたんですか!?みなさん?」

 クレインが焦って尋ねた。2人を下敷きにして全くダメージの無かったレジェがそれに
答える。

「いえ、まあ色々とあるんですけど・・・。と、それよりここはどこです?」

 周りを見回しながら、尋ね返す。復活した焔帝と幻希も、もの珍しそうにして周りを伺っ
ている。

 ヴィシュヌは、レジェの質問に不思議そうな顔をしながら答えた。

「え?ここは宇宙ステーションですけど・・・?」

 ヴィシュヌの言葉に、3人の声がハモった。

『う、宇宙ステーションっ!?』



次回予告

1,宇宙ステーションに飛ばされた3人の前に現れたのは、じゅらい亭の仲間のクレインだった。
  4人は協力して仲間達の元へと戻る方法を模索する。
  一方、残されたメンバー達には、新たな危険が迫っていた・・・。

2,目の前で仲間が消えた・・・。状況をうまく飲み込めずに焦り苛立つじゅらい亭メンバー。
  それはやがて仲間割れに発展、じゅらい亭での信頼感は崩壊へと進んでいく・・・。
  全ては白夜の思惑通りに進んでしまうのか!?

3,呆然とする残された仲間達。だがしかし、全てのクリスタルが共鳴し、新たな道を指し示した。
  皆は光の導きを信じて、まっすぐに進んでいく。はたして、別れた仲間と出会えるのか!?

  次回、じゅらい亭RPG第4話 「暴走!暴走!大暴走!」

  大正桜に浪漫の嵐(笑)



 ・・・なんか全く考えないでかいちまった。みんなゴメン!次の人大変だろうけど、頑
張ってくれ。それじゃ!



(1)です♪(前編) 投稿者:ゲンキ  投稿日:02月22日(日)14時08分20秒



 ───と、幻希、焔帝、レジェが声を重ねて驚愕している頃。

残されたメンバー達はと言うと・・・・・・。



「・・・・・・消えちゃったにゃぁ・・・」
「あ、兄貴・・・」
「レジェンドさんっ!?」
 フェリ、ルネア、風花が青ざめる。というか、他の面々も同じような感じだ。
ただ一人を除いて。

ズズッ・・・

「・・・・・・皆さん顔色が優れませんね?お茶飲みます?」
 ただ一人、ゲンキだけがいつもと変らぬ・・・いや、いつも以上の気楽さで

青い顔の一同に声をかける。

「なっ!?何、落ち着いてんのよゲンキ君っ!!幻希さんだって消え・・・・
・・・わぁっ!?」

『なっ?!』

 風花が怒りマークを浮かべゲンキに詰め寄り、驚愕する。他のメンバー達も
彼を見て目を丸くする。

「髪が青いっ!?」

 じゅらいが点になった目でゲンキ(?)を見る。何時の間にか彼の髪は青く
染まり、服装も青い中華風な物に変わっている。更に髪型が前髪をほんの少し
垂らしただけのオールバックだ。

「ふ・・・ゲンキさんが不良になったにゃぁっ!!」

「いえ、地毛なのですが」

「・・・黒髪だったのでは?(−−;)」

 フェリが引きつつ疑問符を浮かべ、ゲンキ(?)がそれに答え、その答えに
このはがツッコむ。

「ど・・・どうなってるでござる?」

「はて?皆さんにはお教えしてませんでしたか?では・・・・・・」

 と、じゅらいの言葉にゲンキ(?)はnocに歩み寄る。

「な、何ですかゲンキさんっ!?」

「はい、ご協力願おうと思って・・・ポチッとな」

 ゲンキ(?)がnocに丸い何かをセロテープで止めるとそれを押す。

何故かそのスイッチ(?)がピョコッ♪と引っ込むと同時にnocが光を放つ。
その光の先にゲンキ(?)はスクリーンを出現させる。すると──!

『東○!夏休みアニメスペシャル!!(ザッパーン!ザザーン!)』

 と、突然何処からともなくデジタルな音が響き渡りスクリーンに文字が映し
出される。

「なっ!?私にこんな機能は無いはずっ!??」

「僕が付けました」

「付けないでぇぇぇぇぇぇっ!?」

 nocとゲンキ(?)が言い合う間にスクリーンには「(3)、(2)、(1)」と表示

され、本編(何の?)が始まる。

「あっ!」

 風花がそれを見て声を上げる。矢神も落ち着きながら「さっきのシーンで
すね?」と言う。

そう、スクリーンに映し出されたのは、幻希、レジェ、焔帝の三人が消えた
シーンのスロー再生だった。

「御説明します。まず、幻希さん(さん付けっ!?)がスイッチを押します」

「彼の性格では仕方ありませんね」

 スイッチを押す幻希の映像を見ながら矢神が呟く。ゲンキ(?)の説明は続く。

「そして、レジェさんと焔帝さんが駆け寄り」

「兄貴っ!」

 レジェと焔帝が駆け寄った瞬間、彼等の周囲の空間が歪む。それを見て
ルネアが叫ぶ。

「そして、僕の本体ゲンキ・・・部下Gがですね分裂します」

 ゲンキの体が光を放ち、四つの光が放たれる。

「と、同時に幻希さん達が消えます」

 その言葉通りスクリーンの中の三人が消え、空間の歪みが消えかかる。

「で、僕の他のゲンキ’ズ(命名)も消えます」

「ゲンキ’ズ?」

 風花が怪訝そうに訊いてくるが、答える前に画面の中の四つの光が消え
る。同時に空間の歪みも消えた。

「と、こういうわけです。御質問は?(ズズッ・・・)」

 nocの体から光が消えスクリーンから映像が消えると共にゲンキ(?)が
言う。だが一同は何が何だか分からないので黙ってしまう。すると、フェリ
が、質問した。

「ゲンキ’ズって何にゃぁ?」

「ゲンキの分身です。ちなみに僕はゲンキブルーです」

「・・・・・・・・・まぁ、ゲンキさんならそんな特技があっても不自然じゃ
ないですね・・・(大納得)」

 ゲンキブルー(爆)の言葉にアッサリ納得する一同。ちょっぴし虚しひ。

「では、もしかしたら他のゲンキ’ズの皆さんは幻希さん達と一緒に?」

 nocが訊く。さっきの四つの光がその「ゲンキ’ズ」だとしたら幻希達と
一緒にいるかもしれない。そして、ブルーも頷き「はい、そうです」と言う。

彼は、他の分身達がどうなっているか分かるらしい。

「じゃあ、兄貴達は無事なのっ!?」

「はい」

 ルネアの質問にゲンキブルー(以下・ブルー)はニッコリと答える。

その答えに皆の表情が輝く。

「幻希さんも、レジェさんも、焔帝さんも無事なんだにゃぁっ!」

『やったぁっ!!』
 フェリが飛び跳ね、風花とルネアが声を重ねて喜び合う。じゅらいや矢神
も安堵の表情を浮かべる。皆、彼等の事が心配だったのだろう。このはも
微笑んでいる。

 だが、nocだけは冷や汗状態だった。ブルーの呟きを聞いたからである。

「・・・他の皆はどうなったかなぁ?(ズズッ)」

 ブルーの無責任な呟き・・・nocは、ただ一人幻希達三人の心配をするし
か無かった。

 ブルーのお茶に茶柱は無かった。



 その頃、幻希、レジェ、焔帝の三人は───

『う、宇宙ステーションっ!?』

「はい、そうですが?」

 声をハモらせ叫んだ三人にクレインが不思議そうに答える。

「な、何なんですかそれわぁっ!?」

「グハァッ!?」

「ゲッ!??」

 突然、「ドサッ」という音と共に彼等の上に何かが落ちて来る。

「だぁぁぁぁぁっ!?重いっ!!何だっ!?」

「あ、すみません!すぐに下ります!!」

 一番下で苦しむ幻希の言葉に落ちてきた何か・・・瑠璃色の髪の少年が
慌てて下に下りる。

「テメェ等も下りろーーーーーーーっ!!」

「はいはい」

「忘れてました♪」

 どうやら細身の少年が下りたところであまり重さは変わらなかったらしく、
幻希が叫ぶ。それに答え、レジェ、焔帝も下に下りた。

「いててて・・・・・・重い野郎ばっかり乗りやがって・・・」

 やっと計百数十キロの重さから開放された幻希がぼやく。ちなみに、レジェ
だけが気付いたが、落ちてきた少年はそれほど重くなかった。

「ところでぇ?どちら様ですかぁ?」

 ヴィシュヌが今更気付いたように少年(妙に美形)に問う。すると彼は、真
摯な眼差しで深々と頭を垂れ、答える。

「僕はゲンキの分身のゲンキルリです。よろしくお願いします」

『んなぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああっ!???』

「あら、ゲンキさんのぉ♪そうですかぁ♪」

 驚愕して後退りする幻希、レジェ、焔帝、クレインとやたらとのんきに納得
するヴィシュヌ。

「ま、待てっ!?あの馬鹿が分裂するのは驚かねぇがっ!!」

「ぜんっぜん似てませんよっ!!」

「幻希の隠し子の間違いじゃ?!」

「か・・・可愛い♪」

 幻希の言葉にレジェが続け。馬鹿な事を言った焔帝は幻希に殴られる。ク
レインが妙な事を言って、ゲンキルリ(以下・ルリ)を引かせていた。

「あの・・・確かに僕は本体とカケラも似ていないって言われますけど・・・・・・
一応ゲンキなんですが?(^^;)」

 おずおずと言う。本気で・・・心底本気でゲンキとは似ていない。

「・・・・・・そうだっ!ここは何処なんだっ!!」

「はっ!?そ、そうですねっ!!宇宙ステーションとは一体!?」

「帰る方法も探さなければっ!!」

 幻希、レジェ、焔帝がとりあえず別の現実へと目を向ける。ルリがゲンキの
分身だと認めたくないようだ。

「うーん・・・ゲンキルリさんかぁ・・・女の子だったらなぁ・・・惜しいなぁ・・・」

 クレインが心底残念そうに言う。これほど残念そうだったのは幻希が男と
知った時以来だろうか?という程に。

「クレインっ!危ない事言ってねぇで説明しやがれっ!!まず、この場所は
何なんだっ!?」

「あ、はいっ!ここは『宇宙ステーション』!大宇宙に建設されたナイスな施
設ですっ!!」

 幻希のいきなりな質問にクレインは慌てて答える。

「じゃあ、ここからじゅらい亭に戻る方法は!?」

 今度はレジェが質問する。

「宇宙船で帰ればよろしいのでは?」

「そんなの持ってませんよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!(TT)」

 クレインのアッサリ言い放った言葉に焔帝が絶叫する。と、黙っていたルリ
が手を上げた。

「あのー・・・・・・戻れますけど?」

『何っ!?』

 即座に振り返る幻希、レジェ、焔帝。こういう場合、流石に無視するわけに
もいかないのだろう。

「はい、僕の他に皆さんに着いてきた三人のゲンキ’ズが空間の歪みを閉じ
ないようにしてるんですけど・・・ほら」

 と、ルリが自分の落ちてきた場所を指し示す。一同がそこを見やる。だが。

「え・・・閉じてる・・・」

『うだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?』

 三人の絶叫が重なる。ルリが言うにはどうやら残りのゲンキ’ズが力尽き
たらしい。彼は困ったように「どうしましょう?」と繰り返していた。

「???皆さん、じゅらい亭に戻りたいんですかぁ?」

 その光景を見ていたヴィシュヌが問う。今までのやりとりで気付かなかった
のだろうか?

「何だ・・・それなら・・・」

 と、彼女の言葉に続けるように言ったクレインが窓の外を指差し・・・・・
・・・そして───!!



1):「これで帰りましょう」と宇宙船「ノーチラシ」号を出現させる。

2):「ここを真っ直ぐに歩いていけばじゅらい亭ですっ!」と言って幻希、
   レジェ、焔帝の連続攻撃を喰らう。

3):実はW・クレインで「帰らせるわけにはいかないっ!」と戦闘開始!!

4):幻希をナンパする。(爆)

5):ゲンキルリをナンパする。(滅核爆)

むぅ・・・長くなってしまいました。すみません。しかも続ける人は大変です
ね。(^^;)
頑張ってください次の人!何も考えないで書いて僕が悪いんです!!
では、またっ!!るろっ!!(超神速) 


 


ハハハ、(2)デース♪ 投稿者:ミカド  投稿日:02月24日(火)23時50分46秒




    第2050話、流れ着く先は?(核爆)


「ここを真っ直ぐに歩いていけばじゅらい亭ですっ!」

『ホントか!!』

クレインの言葉に一瞬色めき立つ3人。

「なーんちゃって、う・そ♪」

場違いなほどに脳天気なその台詞に、3人の頭の中で何かが切れる音がした。

そして・・・・

『なめとんのかーっ!!!』

「ひぁぁぁぁぁぁああああっ!!!???」



・・・・ピー。以下、残虐シーンのため一部カットさせていただきます。・・・・



「うううう・・・・・軽いジョークだったのに・・・・・・」

「こういう場面でそういうジョークは身を滅ぼしますよ。」

ヴィシュヌに回復してもらいながら話すクレインに、レジェがじと目でそう呟いた。

(ちなみに一時、本気で死にかけた)

「それよりクレイン&ヴィシュヌ、ホントのところはどうなんだ?」

とりあえず、クレインの方からはまともな話が聞けそうにないと判断して、幻希が
ヴィシュヌに聴いてみた。

「どう?といいますとぉ〜?」

「知ってるのか知らないのかって事だよ!」

「何をですぅ〜?」

「だぁかぁらぁっ!じゅらい亭に帰る方法をっ!!」

「ああぁ〜!」

ぽんっ!と手を打ちながら、ヴィシュヌがにこやかに頷いた。

「知ってるのか?!」

「知りません〜♪」

「・・・・・ヴィ、ヴィシュヌちゃん・・・しまいには、この温厚なお兄さまも
切れちゃうよ」

思わず飛んでしまいそうになった自分の理性をなんとか押さえつけ、にこやかに、
異様なまでに優しい声を出しながら幻希が言った。(目は笑っていなかったが)

「ま、まぁまぁ、落ち着いて幻希さん」

「そうですよ、ここで切れちゃっても帰れる訳じゃないんですし」

あと一言何か言えば、絶対切れるだろーなー。などと思いつつ、レジェと焔帝が
幻希をなだめにはいった。

「あのー・・・良い案を思いついたんですけどー・・・」

と、その場の展開について行けずに途方に暮れていたゲンキ・ルリが、おずおず
と手を挙げながら話しかけてきた。

『何!!ホントか!!!』

「は、はい。」

その場にいたほぼ全員が一斉にこちらの方を振り向いたので、ゲンキ・ルリは少し
ビビリながらも頷いた。

「なんだかぁ〜、前回と同じような展開ですねぇ〜」

「そういう苦情は著者に言ってください!」

ヴィシュヌの訳の分からない台詞に、これまた訳の分からない台詞で焔帝が答えた。

「で、どんな案なんですか?」

というレジェンドの問いに、

「はい。皆さんにブラックホールへ飛び込んでいただくんです。」

「ブ、ブラックホールに飛び込むって・・・、そんなことしたら余計訳分かんない
所に飛ばされちゃうんじゃないですか?」

不安げに言う焔帝に、にこやかに笑いながらゲンキルリが答えた。

「ははは、大丈夫です。ブラックホールといっても簡易的なものですし。
 それに出口は 向こうがちゃーんと作ってくれてるから万事オッケーです♪」

「向こう?」

「僕と同じゲンキ’ズの一人のゲンキブルーのことです。」

「あいつ・・・・・いつの間にそんな妙技を・・・・・?」

クレインの疑問に答えたゲンキルリの言葉に、頭上に?マークを浮かべつつ幻希が
呟いた。

「さて、それでは帰る方法が分かったところで、そろそろ行きますか。」

「そうだな。」

ほっとした口調の焔帝に、幻希が微笑しながらそう言った。

「じゃぁクレインさん、僕たち行きますね。よっと!」

「ああ、気を付けてね♪」

「さぁ〜よぉ〜なぁ〜らぁ〜♪」

いつの間にかゲンキルリが出現させたブラックホールに飛び込みながら、レジェが
別れの挨拶を言った。

「またなっ!」

「来週も、この時間に、この場所でね♪」

幻希、焔帝もそれに続く。簡易版ブラックホールは3人を飲み込むと、あっという
間にしぼんで消えてしまった。

「いっちゃいましたねぇ〜」

「そうだなー。・・・・・ところでゲンキルリさん、あなた達は行かないんですか?」

ヴィシュヌの呟きに頷きながら、何故かまだ残っているゲンキルリに尋ねた。

「え?ええ、僕たちはまだ少しやることがありますので。」

「そうですか。ところでどうです?これからお茶でも♪」

「は、ははは・・・こ、今回は遠慮しときます・・・・」

頬に一筋の汗を垂らしながら、ゲンキルリはクレインの誘いを丁重に断ったのだった。



そのころブラックホール内の3人は・・・・

「うぇぇぇぇぇっ!!き、きぼぢ悪いーっ!!!!」

「あ、甘いな焔帝!この程度で根を上げるとは・・・・・・うっ!!!」

「ふむ、やっぱりこういう展開になりますか」

ひどい船酔い状態で苦しんでいた。ただしレジェだけは何故か平気な顔をしているが。

「こ、こんな状態になるなら・・・ほ、他の方法を探すべきでしたね〜・・・・」

「うーんそうですね。まぁきっとすぐに出られますよ。それまでの我慢です。」

上下逆さまの状態(この空間で上も下もあるのだろうか?)で、苦しげに話す焔帝とは
対照的に、ひどくのんびりした口調でレジェが言った。

「・・・・何を根拠に・・・・・そんなことを・・・・・」

これまた苦しげに幻希も言う。

「勘ですよ。ほら、そうこう言ってるうちに出口が見えてきましたよ♪」

と、レジェンドが指さす先に出口らしい光が見えてきた。

「こ、これで解放されるーっ!!」

心底嬉しそうに幻希がそう叫んだ。そして3人がその光の中に飛び込むと・・・・・・



(1)目の前に見慣れた面々。要するにもとの場所に戻れた。

(2)そこは地上から4000mの高さの、じゅらい亭上空だった!(爆)

(3)実は出口ではなく、まだブラックホールが続いた!(爆)

(4)何故かどこかの荒野のど真ん中に放り出された(爆)


ふぅ、久しぶりに書いたけどやっぱりどこかしら変ですねー(^^;
では後よろしくー♪
クレインさんすいません(^^;;;


2で行きます! 投稿者:Landa  投稿日:02月25日(水)15時16分28秒



光の中に飛ぶ込むとそこは空…上空だった、それも地上4000メートルの
じゅらい亭の上空だった。

「なんだってぇ〜!」

幻希は思わず悲鳴を上げる。

「いやぁ〜、やっとブラックホールの気持ち悪さから解放されましたね〜。」

と呑気なことを言ってる焔帝。

「ありゃぁ〜、大変なことろに出ちゃいましたね〜。」

言葉とは裏腹に全く大変さを感じさせない口調のレジェ。

「お、お前ら…何を呑気に…。」

場違いな言葉を口にする二人に多少常識人の幻希は呆然し、言う。

「俺はどうにかなるかもしれんが…お前達どうする気だ?こんなところから
落ちたらただじゃすまないぞ。」

「どうしましょうか?」

こんな会話をしてるうちにどんどんじゅらい亭の屋根が近づいてくる。

「仕方ないですねぇ、私が助けて上げますよ」

その台詞を言ったのはレジェだった。言葉が終わると同時に三人は光に包まれて
いた。



「ゲンキルリからの報告によると三人がこっちに帰ってくるそうです。」

とゲンキブルーはじゅらいに報告した。

「意外にはやかったですね。」

「ほんと、兄貴は人に心配かけさせるんだから!」

「まぁ、無事で何よりです。」

「で、どうやって戻って来るんですか?」

このはの質問にゲンキブルーは答える。

「あそこに開いたブラックホールから戻って来ます。」

と何時の間に開いたのか、ゲンキブルーの後ろにはブラックホールが出来ていた。

「い、何時の間に…。」

「さすが素早いですね。」

とその時、激しい閃光があたりを襲った。

「ここはどこだ…。」

一瞬の出来事に幻希は呆然として呟いた。

「幻希さん、大丈夫だったんですね、それに焔帝さんにレジェさんも。」

光の収まった後には宇宙ステーションに飛ばされた三人が立っていた。

「でも、ブラックホールからじゃ無かったようですね。」

「失敗したみたいですねぇ(笑)」

と矢神とゲンキブルーは呑気な会話を楽しんでいる。

「ブラックホールの時からおかしいと思ってたがお前、何者だ!!」

三人がもどって一安心モードのじゅらい亭の常連達の間を、幻希の怒声が駆け
抜ける。

「何者って、レジェさんでしょ。」

「違う、こいつはレジェじゃない!ホワイトシリーズか!!」

と怒鳴る幻希にレジェは答える。

『私はこの世界を守護する七天使の一人「仙祈(せんき)」と言います。
私はこの男の肉体を借りて貴方がたと話しています。』

「な、何だって!?七天使!?」

「どういうことなんですか、なぜレジェの体に?」

呆然とする常連の中、唯一冷静を保ったじゅらいが仙祈に問う。

『この私を封印していたクリスタルをこの男が持っていたからです…多少、
波長もあいましたし。』

といい、例の七つのクリスタルの一つを見せる。どうやら最初に手に入れた時
からずっと持ったままだったらしい。

「もしかして、他の六つクリスタルにも、七天使が封印されているのですか?」

『その通りです。』

と話が重たくなったその時、ゲンキブルーが

「ここに八つ目のクリスタルが有りますよ♪」

その時、常連の取った行動は



1. 無かったとこにして埋める

2. 8つ目のクリスタルが光り、何故か風舞が現れる

3. 『仙祈』に調べてもらう

4. クリスタルが輝き三人が今度はニュース○テーションへ

5. 実はデマドの遺産でW・ゲンキブルーが誕生する


ますます混乱に拍車をかけちゃったかも・・・すみません(涙)
次の方がんばってください〜 ダメなら消しちゃってください〜


早かったな?


【3】で行くぞな♪ 投稿者:じゅらい  投稿日:03月01日(日)18時28分28秒



      >「もしかして、他の六つクリスタルにも、七天使が封印されているのですか?」

      >『その通りです。』

      >と話が重たくなったその時、ゲンキブルーが

      >「ここに八つ目のクリスタルが有りますよ♪」

      >と言い、湯飲み茶碗(笑)からクリスタルを取り出した。


『どれどれ…』

天使『仙祈』は、ゲンキブルーからクリスタルを受け取り、しげしげと眺めた。

やがて納得がいったのか、口を開く。

『うむ…確かに8つ目のクリスタルです。』

「えーーー?すごーい!見せて見せて!!!」

「フェリも見たいにゃぁ!!!(^^)」

「面白くなって来たぜ!!!」

瑠祢亜やフェリが『仙祈』の周りに駆け寄る。他のメンバーも集まって来た。

「こ、これは…まさしく…8つ目のクリスタル!!!」

それを聞いたゲンキブルーがにこやかに言った。

『ね?本当に目が8つあるクリスタルでしょう?(^^)』

「………」

がびーーーん(笑)



ちょうどそこに到着した燈爽ちゃんが目撃したもの。

それは真っ白に燃え尽きたメンバー達だった。

そして一言。

「…ガーゴイル、キミは人間だ」

そうだね、燈爽ちゃん。『不思議の海のナ○ィア』は面白いねぇ(笑)



(1)燈爽ちゃんが来る途中で発掘した「このはファイル」に驚愕の真実が!

(2)燈爽ちゃんとフェリ氏が猫の本領発揮で『仙祈』のクリスタルにじゃれ
      ついた。(だからどうした)

(3)じゅらいが「更新能力」でダンジョンを更新し、地上へのエレベーター
      を新設した。(エレベーターガール付き)

(4)『仙祈』は「世界の守護者」としての立場から、じゅらい亭メンバーを
      危険だと判断し(笑)、全員まとめてどこかに飛ばされる。

(5)「8つ目のクリスタル」は、実は「クリスタルの探知器」だった!


なんじゃぁこりゃぁぁぁ(^-^;)


(5)でいきますっ♪(初参加) 投稿者:クレイン  投稿日:03月01日(日)23時09分36秒



「それは、”クリスタル探知器”ですっっ♪」

と、その時真っ白になったじゅらい亭メンバーの頭上で声が響いた。

と同時にメンバーの頭上で空間が歪み、右手にぐったりとしたゲンキ’ズの
内の3人(レッド、ブラック、ホワイト)を抱え、左手の上にゲンキルリ、
両肩にそれぞれクレイン&ヴィシュヌを乗せた魔神”シヴァ”が現れた!!!

「ゲンキさん達!!」

「大丈夫だったんですか??」

「わぁい、クレインさんだにゃぁっ♪」

心配そうに駆け寄るじゅらい亭メンバー。

「ええ、大丈夫ですよ♪ゲンキ’ズ達はクレインさんの召喚神”シヴァ”さん
が・・・」

「そう、亜空間をわたって力尽きたゲンキ’ズさん達を助けてきました♪」

と答えるクレインとゲンキルリ。

「そうか、そいつぁよかったな。ところでこいつは・・・・!!!」

シャキッ!!

幻希の声に必殺の気がこもりれいろう(剣モード)に手がかかる!しかし戦闘
に突入する前にシヴァはクレインによって帰還させれられていた。

「幻希、せっかくメンバー全員がそろったんだし、争いごとはなしだぜっ♪」

クレインにそう言われ、幻希はしぶしぶ刀を納めた。

「ところでクレインさん、その”八つ目のクリスタル”が”クリスタル探知器”
だと言うのはいったいどういうことなんです?」

このままではまた話がすすまなくなるとおもった矢神が、クレインのさっきの
セリフについて質問した。

いったいクレインはなんでそんなことを知ってるんだろう?

「それはですね、この人に依頼されて私がその”八つ目のクリスタル”を作った
からですっ♪」

シュビッ!っとクレインが指差したその先には、レジェがいた。

静かにうなずくレジェ。

「レジェさんに?」

「いえいえ、レジェさんの中にいる仙祈さんにです。ね、仙祈さんっ♪」

『そうです。私がクレインさんに依頼して、クリスタルの出す特別な波動を利用
して探知器をつくっていただきました。そのわけは・・・・。』

仙祈の説明はこうだった。

この世界を守護する7天使のなかにはあの「白夜」や「夜明」もいる。

もともと力の強すぎる7天使達は、危急の時が来るまではクリスタルに封印され
ているはずだった。

白夜を倒すためにはなんとしてでも彼を封印していた”白のクリスタル”が必要
なのだ。

『白夜はかつて、”7天使”の封印をとかなければならないような世界の危機を
救いました。しかし、その戦いの中で彼は取り返しのつかない事を・・・・。』

「ある女性を愛してしまったのね・・・・。」

うつむいてつぶやく風花。夜明と話したときに白夜と戦う事を決意した彼女だっ
たが、その決意は深い悲しみに満ちていた。

『皆さん、この八つ目のクリスタルを使えば、”白のクリスタル”を見つけ出す
事ができるはずです。かつて我々の同士だった白夜・・・。彼を正気に戻して欲
しいとはいいません。しかし、どうか彼の暴走を止めてあげてください。お願い
します・・・・。』

そういうと、仙祈の気配はレジェの中から消えていった。

「どうやら決まったな。白夜の弱点である”ホワイトクリスタル”を見つけ出し
て奴をぶったおす!!みんな、異存はねぇな?」

幻希がみなに聞く。メンバー全員がうなずく。

・・・・ふと、燈爽ちゃんがつぶやいた。

「でもぉ、もうクリスタル全部そろってますよねぇ?」

「「え??」」

全員の声がハモる。誰もが忘れていた事を思い出したのだ。すでにクリスタルは
すべてそろっていたことを・・・・。

そこで、いつのまにか一人に戻っていたゲンキがクリスタルの色を確認しはじめた。

すると・・・・・



1.実は、さっきゲットした4色のクリスタルは全てニセモノだった。(爆)

2.”白のクリスタル”はすでに手に入れてあった(おいおい)

3.ゲンキ:「やっぱり白いクリスタルはこの中にはありませんよ??」

4.さっきクレイン達が出てきたブラックホールが閉じてなくて、すべてのクリスタル
 がその中に吸い込まれる(爆)=集めなおし(涙)


・・・・・・・・・・・・・・ギャグが、なひ(;;)
う〜ん、おれってもしかしてまじめな人だったのか・・・???
すみません、ぜんっぜんつまんなかったら、消してください(号泣)



(3)でいきます。 投稿者:ゲンキ  投稿日:03月14日(土)16時21分01秒



「やっぱり白いクリスタルはこの中にはありませんよ??」

 ゲンキが7つのクリスタルをかざす。たしかに白いクリスタルは無い。

「どういう事でしょう?どれかが偽物なんでしょうか?」

「だとしたらどれにゃ?」

 矢神とフェリが顔を見合わせ言う。するとレジェが6つ目のクリスタルを
持って、

「これで調べてみましょう」

 と、言う。彼がゲンキの手の中のクリスタルに8つ目のクリスタルを近づ
けると・・・・・・。

ぎょろぎょろぎょろ ぐるぐるぐる ぴかっ!!

「ひあぁぁぁぁああああああああっ!?」

「何、これっ!?」

「馬鹿野郎レジェ!気持ち悪いもん見せんなっ!!」

「にゃにゃにゃにゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!??」

 クリスタル発見器の8つの目が蠢き、ゲンキはクリスタルを放り出し、
ルネアは気持ち悪そうに後退り、幻希が怒り、フェリはスプラッタ嫌いの風花
に連れて行かれる。(何故?)

「うう・・・本当に気持ち悪い・・・・・・でも、全部本物みたいですよ?」

 レジェが言う。全てのクリスタルに近づけてみたがどれも同じ反応だった。

「じゃあ、どういう事だろう?」

「私に訊かれても・・・」

 じゅらいの言葉にレジェが苦笑する。

「幻希?どういう事か分からない?」

 クレインがさっきから何か考えている幻希に訊く。

すると幻希は落ちていたクリスタルを拾い集め・・・

水をかけた。

ギクッ!

 何処からか妙な擬音が響くが、誰も気付かない。

「・・・おい、これ白いぞ」

『えぇっ!?』

 幻希がクリスタルの一つを指差す。皆がそれを見ると水で色が落ちて白く
なっている。

「・・・・・・水性塗料?」

 このはがそのクリスタルを調べて気付く。水性塗料が塗られていたのだ。

「幻希様ぁ?こっちのゲンキ様が逃げようとしてますぅ」

 こっそり逃げようとしていたゲンキの背中に燈爽の声が突き刺さる。

「部下G・・・・・・背中のポスカ(ポスターカラー・水性)の箱は何だ?」

 幻希がツッコミを入れる。それにゲンキはくるっと振り返ると言った。

「はははは♪お絵描き用さ♪」

『バレバレだぁぁぁぁあああああああっ!!!!』

「ひあぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!??」

 幻希、レジェ、焔帝、クレインがゲンキをタコ殴りする。

まぁ・・・無理も無い・・・。他のメンバーも呪文を唱えたり目を吊り上げ
てたりする。

・・・10分後

 ボロボロのゲンキ(どうせすぐに復活するが)は捨てておいて、皆はこれ
からどうするかを話し始めた。



1・幻希:「白夜の居場所って何処だ?」

2・レジェ:「ここって何処なんでしょう?」

3・矢神:「このクリスタルの使い方がいまいち分かりませんね?」

4・風花:「じゅらいさん、これからどうします?」

5・ゲンキ:「さて。じゃあ空間転移で一気に白夜さん所に行きます
か?(核爆)」

むぅ・・・何か変ですね(^^;)。全然考えなしに書いたせいです。すみ
ません。m(_ _)m
次の方頑張ってください♪



よし!【4】で行こう!!! 投稿者:じゅらい  投稿日:04月01日(水)03時06分55秒



ゲンキの囲みを解き(笑)一息ついていると、ゲンキの手当てを終えた風花が
じゅらいに声をかけた。

「じゅらいさん、どうします?」

それは皆が聞きたいことだった。全員がじゅらいに注目する。

「うーん、そうだねぇ…今は【じゅらい亭日記セカンド】や【乱闘編】で盛り
  上がっているからねぇ(笑)この地下遺跡にいる拙者達の事は忘れられてる
  みたいだし…どうしようかなぁ。」

うーんと、首をかしげて考え込むじゅらい。

「じゅらいマスター、こっちはこっちで何気なく更新しましょう♪」

ルネアが言う。

「そうだね。こっちはこっちで、決めてやるぜって感じだね!」

「はい、そうです♪」

妙な事で悩んでいたじゅらいだったが(笑)気を取り直して、目前の問題に取り
組む決意をしたようだ。(なにやってんだか(^-^;))



「さて、白のクリスタルは手に入れたんだ。とっとと【白夜】を封じ込めて、俺
  達の冒険を続けようぜ!」

幻希が言う。

「そうですね。すっかり忘れていましたが、借金返済のために僕たちは遺跡で財
  宝を探してたんですよね(笑)」

と、矢神も賛同する。

「伝説の魚【うぎょ】と、伝説の鳥【しゃっきん】だったにゃ(笑)」

フェリが設定を思い出して言った。

そう、なんやかんやてんやわんやな冒険にも、理由があったのだ。

「あとからあとから大事な使命が増えちゃったけど、いい経験になりますね」

nocが言い、このはも肯いた。

「…この冒険が終わる頃には…みんなが幸せになれるといいですねー。」

レジェが燈爽ちゃんの頭を撫ぜながら言う。

「じゃぁまずは最初の幸せ作りから♪一刻も早く白夜のもとへ出発です!!!!」

じゅらいが高らかに宣言した。

『了解!!!!!(^^)』



TO! BE!! CONTINUED!!!

(1)その時、白夜の居城「夜想城(ノクターナ)」が、北極海に浮上したと
     の連絡が入る。(宇宙ステーションからかな?)

(2)白夜の精神攻撃により、全員「性格が反転」してしまう(^-^;)

(3)対神族兵器の使用を思い付いたじゅらいの手により、じゅらい亭の地下遺
      跡から「時空要塞ひまわり」が浮上(笑)

(4)そのころ白夜は、試しに入ってみた「どこまでもドア」にハマッていた(謎)



(1)・・・・ですかね、やっぱ(^^;; 投稿者:クレイン  投稿日:04月13日(月)12時01分34秒



「じゃぁまずは最初の幸せ作りから♪一刻も早く白夜のもとへ出発です!!!!」

じゅらいが高らかに宣言した。

『了解!!!!!(^^)』

全員が声をそろえてじゅらいに賛同する。

借金を返す為には、まず【白夜】を倒さなければ!

と、その時。

ぴろりろりん♪ぴろりろりん♪

「なんか、音が鳴ってるわよ??」

「なんかかわいい音ですねぇ〜♪」

突然鳴り始めた音にみんなキョロキョロし始める。

「ああ、メールが届いたんでしょうっ♪どれどれ…。」

クレインが”スターファイア”のメーラーをチェックする。突然届いたメールの
内容はこうだった。

『  こちらは宇宙ステーション。調査依頼されていた【白夜】の波動について
調べていた所、驚くべき事が分かった。先刻、北極海に謎の巨大建造物が浮上し、
その中から【白夜】の波動らしきものが出ているのだ。それでは、引き続き調査
を続ける。頑張ってくれ給え、クレイン君。』

「……だ、そうですよっ♪」

う〜ん・・・・とみんなが考え込む中、ゲンキだけが”ピコッ”っと人差し指を立
てて答えた。

「そうですか♪ それは恐らく、白夜の居城『夜想城(ノクターナ)』でしょう♪」

「げ・ゲンキさん、なんでそんな事を知ってるにゃぁ??(^^;」

「それは・・・・・。ヒ・ミ・ツ・です♪」

またもや某獣○官風に唇に人差し指を当てるゲンキに幻希の滅火が炸裂する。

「ひぁぁぁぁぁぁぁあああっ!?(滅)」

「部下G!てめぇの冗談につきあってる暇はねぇっ!!」

黒焦げになって倒れ付すゲンキ。こんな不幸なキャラも珍しい(笑)

「……いや、あながち冗談でもなさそうでござるよ。」

「なにぃっ!?」

幻希のツッコミに異を唱えるじゅらい。

「【白夜】の波動がそこから出ている以上、そこに【白夜】がいるとして間違い
無いでござるよ。」

「そうですね、それにいつまでもここにいても埒があきませんし(笑)」

矢神がじゅらいの意見に賛同する。確かに、仮に情報が間違っていたとしても、
いつまでもここに止まっていてもしょうがない。じゅらい亭メンバーの目的は
あくまで”借金を返す事”なのだ(笑)

 はやいとこ【白夜】を倒し、この迷宮の探索を続けたい。

「よし!とりあえず可能性があるならば試してみましょう!
………とはいえ、どうやって北極海まで行けば良いのでしょう??」

レジェが根本的な疑問を打ち出した。すると、クレインがにっこり笑って答える。

「なんだ、カンタンですよっ♪”シヴァ”を使えば・・・・・はうっ!?」

突然倒れ込むクレイン。

その後ろにはゴルディ○ン・ハンマーを振り下ろしたポーズでじゅらいが立っていた(^^;;

「クレイン殿、そんなカンタンに物事は進まないでござるよ♪
みんなには、これで行ってもらうでござる♪」

そういうとじゅらいはどこからか取り出したスイッチを”カチッ”っと押した。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………。

すると、じゅらいの呼び出しに答えて「テレ砲台」が浮上する!!

「きゃああああっ!」
「うわぁぁぁぁぁっ!!!」
「こんなんで行くのはいやぁぁぁああああ!?」
「にゃぁぁああああっ!それはもうカンベンだにゃぁぁぁああ!?(ジタバタ)」

ハシッ!

逃げようとしたフェリの襟首を”ひょいっ”とつかみ、にっこりと笑うじゅらい。

「フェリ殿、逃げようとしてもそうはいかないでござるよ♪」

「にゃぁ〜、じゅらいさん鬼だにゃぁ〜(;;)」

じゅらいに襟首をつかまれて持ち上げられながら丸くなって涙するフェリ。

「みんな、順番にどうぞでござる♪」

じゅらいのウムを言わさぬ口調に、あきらめるじゅ亭メンバーの面々。

口々に小声で文句を言いながら、テレ砲台の方に歩き出す。全員がテレ砲台に装填
された事を確認すると、じゅらいが叫んだ。

「それでは、行くでござるよっ!!!」

じゅ亭メンバー全員を乗せたテレ砲台が轟音とともに火を吹いた!!

「おわあああああああぁぁぁぁぁぁ………。」
「ひああああああああぁぁぁぁぁぁ………。」
「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁ………。」
「にゃにゃにゃあああぁぁぁ………。」

キラッ☆☆

じゅ亭メンバーは星になった(笑)



続く(笑爆)


−−−−−続きの選択肢−−−−−

1)北極海に着いたはいいが、海の中にドボン(笑)

2)北極のあまりの寒さに、フェリが冬眠。

3)いきなり夜想城(ノクターナ)の中庭の噴水にダイビング(爆)

4)ゲンキが4回転半の着地を決め、金メダルを受賞(核爆)


じゅらいさんすみません、変な役どころを振ってしまいました(^^;;
それにしても、なんとか形になりましたかね(^^;; 正直言って、続きを
考えるの、大変でした(^^;;;;; (でも、選択肢が変っ!?)
さあ、次はいよいよ【白夜】と決戦!!続きの方、がんばってくださいねっ♪


長い・・・・ですかね?(^^;


(4)を選択するぜっ! 投稿者:紅流星  投稿日:04月17日(金)02時38分04秒



 テレ砲台で発射されたじゅらい亭メンバーは、光の速さで「ノクターナ」へと向
かっていた。

 だが、「ノクターナ」が目の前に迫ったとき、誰かがもっともな疑問を口にした。

「・・・・・・あの・・・どうやって着地するんでしょう?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 全員が凍りつき、一斉に視線をじゅらいへと向けた。

 十数対からの視線を向けられたじゅらいは、内心焦りながらも平然と答えた。

「まあ、それは・・・各自適当に、ね♪」

『そんなんありかぁーーーっ!!』

 全員の突っ込みがハモった時、メンバーは「ノクターナ」へと到着した。

 どっかーーーーーん!!

 メンバーは「ノクターナ」へと到着した。

 着地は、各自思い思いの方法を試みていた。

 あるものは飛行体型へと変化し、あるものは武器の能力を使い、またあるものは兄
を下敷きにした。

 その中でゲンキだけが、華麗に4回転着地を決めていた。

「どうですか、僕の技は?これで少しは僕のことを見直したでしょう?」

 ゲンキは優美に振り返ったが、他のメンバーは着地に精一杯で他人を見ている余裕
はなかったようだ。ゲンキは人知れずに涙した。

と、その時

「うん、凄い技だね。僕から金メダルをあげるよ」

 その声とともに、背後からゲンキに向かって光の円盤が飛来した。高速で飛んで来た
光の円盤(金メダル?)はそのままゲンキにあたり、その体を上下半分に引き裂いた!

「うわっ!」

 ゲンキの上半身は地面へと落ちた。

「ゲンキさんっ!」

「手前ぇっ!」

 風花は顔を背け、幻希は振り返ってその人影──白夜へ向けて怒りの声を放った。

「何を怒ってるんだい?敵の城に来て、あんなに隙だらけなのが悪いんだよ・・・あれ
、まだ生きてるのか。しぶといね」

 白夜は呆れたように肩をすくめた。

 全員がいきなり現れた白夜を見つめた。

 じゅらい亭の面々の顔には、様々な感情が浮かんでいた。その思いはそれぞれが微妙
に違っていたが、ある一転において共通していた。

「私はあなたの気持ちもよく分かります。ですが・・・」

 このはが剣を抜きながら、白夜の前にたった。

「でもあなたはしてはいけないことをしたんです!」

 れじぇがはりせんを振り下ろして、同時にこのはが斬りかかった。

 このはとレジェは絶妙の連携で、白夜を攻撃し続けた。だが、白夜は顔に余裕の表情
を浮かべながら、難なくかわしていく。

「なんだ、その程度なの?弱いね!」

 白夜が両手を振り下ろすと、このはとレジェが吹き飛んだ。

「滅火!」「炎輝孔!」

 白夜の攻撃後の隙をついて、幻希と焔帝が同時に攻撃を放った。ふたつの火炎は同時
に白夜を直撃した。だが・・・

「まだまだ甘いね!」                

 無傷の白夜が背後に現れ、衝撃波で2人を吹き飛ばした。

 全員が倒れた4人と白夜を驚きの表情で見た。

「強い・・・ですね」

 矢神が思わず呟いた。白夜の強さに、残りのメンバーは手が出せないでいた。

「もう終わりなの?それじゃあ、今度はこっちから行こうかな?」

 白夜は笑いながら、両手を上に掲げた。白夜の頭上に、眩い光球が現れた。

「えーっと、誰にしようかな・・・」

 白夜は全員を見回していった。その時、

「ねこぱーんち!」

 背後にまわったフェリが、攻撃を放った。

 しかし、白夜は初めから見えていた様にその攻撃をかわすと、フェリに向かって言った。

「おしかったね。でも、これでおわり」

 その言葉とともに、白夜の頭上の光球が閃光を放った。光球から放たれた1条の光線
はフェリの胸を貫いた! 

「フェリ氏っ!」

 フェリは後ろに吹き飛んで地面に倒れた。

「うにゃ?」

 フェリは、何が起きたのか理解できなかった。やがて、自分の体から流れ出る血と、
それと反対に体を襲う猛烈な熱さと痛みによって、全てを把握した。

「にゃぁ・・・・・・フェリ、もう死んじゃうのかにゃぁ・・・・・・?」

 フェリの顔から血の気が失せていく。フェリは静かに眼をとじた・・・・・・。
 

(続く)



 (1)白夜はなおも攻撃を続け、じゅらい亭メンバーは全滅寸前となる。
 
 (2)メンバーの怒りの総攻撃によって、白夜は倒される。

 (3)白夜は気まぐれを起こして、いったんそこから立ち去る。

 (4)なおも続く戦いの最中、白夜の体に異変が起きる。


 書き込み終了っ!!なんか白夜はかなり強いけど、次の人頑張ってな!
 フェリ「フェリはどうなるにゃぁっ!!」
 んなの知るかっ!つぎの人次第だっ!それじゃあ、またなっ!
  フェリ「うにゃぁ〜(悲鳴)」



(4)でゴー!(その後、お約束) 投稿者:ゲンキ  投稿日:04月17日(金)09時43分46秒



「フェリさん!?」

 地面に倒れたフェリに駆け寄ろうとする風花。しかし、それを白夜が
見逃すはずがない。

「君も死にたいらしいな」
 その掌に光が一瞬で収束する。この威力なら人間など、簡単に屠る事
が出来る。

「死ね」

「駄目ですって」

ギャギィンッ!!

「何っ!?」

「さっきから『じゅ亭』メンバーをなめきってる上に、フェリさんを
攻撃し、更に姫まで殺そうとしたその罪、万死に値しますよ」

「そういう事っ!」

 光を青光で斬り裂いたゲンキに続き、焔帝が白夜の右から斬撃を放つ。

「くっ!」

「まだまだあっ!!」

「ハッ!」

 焔帝の攻撃をギリギリで躱すと、今度は幻希、矢神と攻撃が繰り出
される。数を使った連携で倒す気か!?

「魔王呪法!ソルクラッシャー・ブレード!」

「ゴルディオン・ハンマー!!」

 ゲンキとじゅらいの攻撃が上と左から襲いかかる。

 右に避ければこのはのレイピア。白夜は後ろに逃げるしか・・・・・・いや!

「だから?」

ギュゥン・・・・・・ゴッ!

 白夜の周囲に光が渦を巻いて集まり、巨大な竜巻のようになる。

攻撃は全て弾かれ、攻撃した常連達が吹っ飛ぶ。


 フェリの傷を必死で治療していた風花は唇を噛んだ。傷が深すぎる。
なかなか血が止まらない。このままでは・・・・・・。

 と、絶望的な想像が脳裏をよぎった時、妙にのんびりした声が背後から
かかった。

「わたしも手伝いますぅ」

「ヴィシュヌさん!はい、お願いします!」

 そう言って、クレインがいつのまにか召喚していたらしいヴィシュヌと
風花が同時に回復魔法をかける。これなら、なんとかなりそうだ。

「オーディン!トール!!ゼウス!!」

 そのクレインは、一辺に3体もの召喚神を出現させる。それぞれの攻撃
が、白夜の光の渦を直撃するが、全く効いていない。

「なら、ATFD『転移』!」

 レジェが直接渦の中に転移しようとする。が、これも途中で弾かれた。

「なんなんだあいつは!天使にしちゃ強すぎじゃねえのか!?」

 イライラと幻希。すると、横からnocがピッと指を立てて言う。

「たしかに強いね。この力は、夜明さん以上じゃないかな?」

「落ち着いて言うな!」

「うるさいぞ幻希!僕等みたいな力押しタイプはちゃっちゃと攻撃を続けろ!」

 怒鳴った幻希を、更にゲンキが怒鳴り付ける。

「あの渦がただの防御結界なのか気になりますね」

 と、矢神。たしかに、あれから白夜の攻撃は無い。常連達がそれぞれに
攻撃したりしながらそれを見ていると、渦の中から声が響いた。

『いい勘だね?』

 声と共に、渦が膨張して周囲の全てを薙ぎ払う。咄嗟に常連達は防御するが、
何人かが吹き飛ばされた。

「この!」

 渦が消えたのを好機とばかりに、神速で白夜へと近づくゲンキ。

 そのままの勢いで、胴に右拳で一撃し、更に首に青光の刃を叩き付ける。

 しかし。

『無駄無駄』

 白夜がゲンキの眼前に手を突き出す。そこから、いきなり光が撃ち出された。

「ひああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ?!!」

 咄嗟に躱しつつ後退るが、何発も何発も光が放たれる。さすがにいくつか
直撃した。

「ゲンキ殿!」

「ゲンキさん!」

 今ので、手足が無くなって動けないゲンキ。それに更に攻撃を続ける白夜に
焔帝とこのはが斬りかかる!

『まだ気付かないのかな?』

 と、白夜。それで、初めて斬りかかった焔帝とこのはが彼の姿が変わって
いる事に気付く。

 背中の白い翼が一回り大きくなり、全身に黒い鎧を纏っている。顔もマスク
に覆われていて、目だけが覗いている。

「それがどうした!雷電砕!!」

「リャァ!」

 焔帝の雷が白夜を打ち、直後にこのはが目を狙ってレイピアを突き出す。

しかし、雷は効いた様子が無く、レイピアは叩き折られる。

『役不足だね』

 2人を衝撃波で弾き飛ばし、白夜が呟いた。



1・白夜は常連達を、『これで終りかい?』と言って挑発する。

2・ゲンキの反則技発動。白夜に憑依して動けなくする。

3・今回目立たなかったルネアちゃん&燈爽ちゃん。実は、
物凄い技の準備をしていた。

4・フェリさん復活。風花さんとヴィシュヌちゃんも戦列復帰。

5・何とかして白夜の鎧を壊す。

あははははは♪白夜さんパワーアップさせちゃいましたよ。(笑)
って、駄目ですか?(^^;)



(3)で行きますか・・・ 投稿者:Landa  投稿日:04月21日(火)12時49分19秒



とその時、ルネアの声が辺りに響いた!

「そこまでよ!」

その凛として声に皆の視線がルネアに集まる。ルネアに隣には、

燈爽が付き従う様に立っている。

「燈爽ちゃん、例の大技行くわよ!」

ルネアの言葉に燈爽は頷く。

「あぅ、わかりましたぁ」

二人の力が高まっていくのが、目にみえて分かる。その力を見た白夜は
驚愕する。

「ま、まさか・・・あの技なのか!?」

その声が静かに響く・・・

ルネアと燈爽は大きく構え・・・そしてその白夜が驚愕する技を発動させた。


『奥義・夢オチ!』


「そ、そんな・・・これは全て夢?・・・夢なのか?」

・

・・

・・・

「ふぁぁ〜、今日も朝から清々しいな」

小鳥の囀る声を窓の外に聞きながらじゅらいはベッドから身を起こす。

「う〜ん、今日は何だか凄い夢を見てた様な気がするなぁ」

カーテンを開き、朝日を体全体で受け止めながらじゅらいは今日の夢に回想する。

「マスター、朝ご飯が出来てますよ〜」

階下から風舞の声がじゅらいの耳に響く。

「あぁ、今行く〜」



1)このまま夢オチで終わっていい分けない!白夜は奥義を破る!

2)現実世界で新たな問題が!

3)じゅらいは新しく始まっていた「JJJ」のビデオ予約を忘れていた

4)実は今日はじゅらい亭がテレビ出演する日だった

5)↑のじゅらい達は、ルネアと燈爽が演じたドラマだった


消した方がいいかもね(爆)







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