[ セブンス†ムーンの歩き方 ] 星暦7006年版(西暦2002.07.26 UPDATE) 魔法科学都市セブンス†ムーンは、北半球第一の大陸・東端に位置している、人口300万を超える都市国家です。 周辺諸国から完全に独立しており、強い影響力を持っています。 四方は豊かな自然(海・山・平野)に囲まれ、様々な資源に恵まれています。 「アルカディア級」と呼ばれる「世界12都市」の中でも、最も美しく、驚異に満ちた、観光と冒険の都市です。 水・風・空・緑の美しさから「蒼の都セブンス†ムーン」と称えられています。 また、「蒼き封印」「星団の玉座」など、謎めいた名で呼ばれることもあります。 文明レベルは高く、世界中から冒険者や最先端の魔法科学を担う研究者が集うことでも有名です。 都市周辺には様々な時代の遺跡も多く、また、異世界とのゲートが開く頻度も高いため、クエストには事欠かきません。 海への東の玄関口でもあり、貿易も盛んで、幻の都市「イレブンスムーン」へも海底トンネルで結ばれているそうです。 市民は基本的にお祭り好きな気風で陽気ですが、一本気な気質も持っているようです。 ■ ラピュタセブン ■ アースセブン ■ 回転する都市 ■ 多重円盤構造 ■ 水と緑の豊かな都市 ■ セブンスゲイト ■ シークエストゲイト ■ 大河 ■ 交通 ■ 市長 ■ その他 ■ セブンスムーン縦断面図(略図) ■ 世界12封印都市(遺跡) ■ ラピュタセブン(ラピュタ区) TOP 「セブンスムーン」の中心円の部分です。 完全な円形をしており、時計回りに一年間で一回転しています。 ラピュタセブンは「春・夏・秋・冬」の4つの名前がついた区に分けられています。 政治の中枢や、各種ギルド等の重要な施設が集まっています。 住宅地としては、ほとんど使われておらず、住民の数はセブンスムーン全人口の1%に満たないそうです。 ラピュタセブンの建築物は、あらゆる方向からの日照を考慮にいれた、独特の構造をしています。 ターンテーブル状の土台の上に建設されているものもあり、その場合は、ラピュタセブンに連動して回転するため、建築物を常に一定の方角に向かせることができます。 ちなみに「じゅらい亭」は「夏」区の中でも、7月下旬に真東に来る位置に建っています。 ■ アースセブン(アース区) TOP 「セブンスムーン」の外円の部分です。 セブンスムーン全人口の70%がこちらに居住しています。 活気に満ちたエリアで、住み良さ抜群と評判のエリアです。 ■ 回転する都市 TOP 「ラピュタセブン(ラピュタ区)」は、時計回りに一年で一回転しています。 ラピュタ区の最外周は、分速約18cmほどで回転している計算になります。 「冬区」は1月1日、「春区」は4月1日、「夏区」は7月1日、「秋区」は10月1日の「日の出」の瞬間に、各区の中心が真東を向くように回転しているそうです。 つまり、季節によっては若干回転する速度が変っている事になりますが、これには何か魔術的な意味があるそうです。 この回転は、いかなる「力」を持ってしても止める事はできないと言われています。 「ラピュタセブン(ラピュタ区)」には、「アースセブン(アース区)」側からいくつもの橋がかけられています。 この橋は、「ラピュタセブン」側には接地していません。ゆえに、1cm弱の隙間があいています。 この隙間は【上下の間隔】であって、橋そのものは、ラピュタ区側に数メートル以上突き出されているため、左右には隙間がありません。ゆえに、隙間にヒールのかかとを挟む心配もありません(笑) また、二つの区の間には、透明度の高い大きな「堀(幅200m、水深40m)」があり、ガラスでできた水槽のように透明な構造材で造られているために、底を覗きこむと下層の「多重円盤都市」を見ることができます。。 なお、橋はレコードのアームのように、ぐりんと横を向いて、ラピュタ区から完全に離れることができます。 下層の円盤都市の移動時に必要な機構らしいのですが、まず用いられることは無いでしょう。 実は、ラピュタ区全体が大きな一枚のレコードのような機能を持っているのですが、これは「封印都市」としての最高機密情報であり、一般市民は知りません。 ■ 多重円盤構造 セブンスムーン縦断面図(略図) TOP ラピュタセブンは、多重円盤構造になっており、すべての円盤が一年で一回転しています。 地上部分に出ているのが第一層です。 残りの円盤は、ほとんどが地下の巨大な空間に浮いているのですが、それぞれの天井(上の円盤の底部)には空が映り、自然な陽光が降り注ぐという、魔法科学の結晶ともいえる空間になっています。 円盤には、セブンスムーンの行政区や特殊な種族の街、各種研究施設や農業プラントなどがあります。 市民のみならず、観光客も自由に出入りできます。 世界に12ある同型の都市の中でも、最も美しい景観を誇ります。 地上にも地下にも、陽光と緑と水の輝きがあふれており、地上と変わらない環境となっています。 なお、一般市民が入れるのは第四層まで。 第五層・第六層は特殊施設や隔壁で占められ、第七層にはセブンスムーンの全エネルギーを発生する動力炉「月詠機関(詳細不明)」が設置されているそうです。 炉の大きさは直径で2kmを超えると言われており、超エネルギーで満ち溢れる第七層にはいかなる存在であれ、侵入は許されません。 第八層・第九層は、また隔壁。 第十層には大きな空洞があり、霊堂宇宙船『バンディリオン号』が間借りして眠っています。この空洞には、以前にも何か巨大な物体が収まっていたようなのですが、それが何であるかは不明です。この第十層の空洞は、他の11都市には見られない特徴です。 さらに深く深く潜ると、だんだんと竪穴は広がってきて、最後には意味不明の紋様や文字が描かれた円盤(別名「封印円盤」直径30km超、回転している)につきあたります。 その下には何があるのか、いかなる手段をもってしても知る事はできませんでした。 今現在も調査を続けていますが、全く手がかりも掴めないようです。 なお、この巨大な「フタ」ともいえる最下層の円盤は、全12都市が持つ共通の特徴です。 ■ 水と緑の豊かな都市 TOP マップにはまだ描かれていませんが、セブンスムーンは非常に運河や水路の多い都市です。 魔法科学的な理由で、常に流れる水を重視しているセブンスムーンには、貯水池の類はほとんど見られません。 また、街には樹木も多く、空気が澄んでいておいしい事で知られています。 街の景観は、石(石に見える物質・道路舗装や建築物に使用されている)、水、樹木でほとんど占められており、特にラピュタ区では、土は樹木の根元と公園でしか見られません。 この「石・水・樹木」の3つの要素が、絶妙のバランスをみせている都市なのです。 ■ セブンスゲイト TOP セブンスムーンの西にある「セブンスゲイト」は、衛星都市の一つで、西に広がる大陸への玄関口となっています。 旅行者や冒険者向けの施設が充実しています。 「太陽の沈む門」と呼ばれている、高さが300mを超えるほどの、巨大な門があることで有名です。 セブンスムーンに初めて来た旅行者は、きっと驚く事でしょう。 ちなみに、門はあっても塀がないので、なんとも不思議な光景ではあります。 ■ シークエストゲイト TOP セブンスムーン沖には、大きな港湾エリアがあります。 どれぐらい大きいかというと、そこだけでセブンスムーン全人口の20%……60万人ほどが生活しているぐらい。 その港から外洋(太平洋)に出る船は、かならず「シークエストゲイト」という海の門をとおります。 「シークエストゲイト」は浮島・・・というか、門の代わりをする船です。 ここにも街があり、海に親しい種族が住んでいます。近くには、マーメイドの都市もあるとか? 港湾エリアの堤防部分も、内部は都市になっており、「魔導街」と呼ばれる比較的危険な場所です。冒険者の情報集めには、役立つこと請け合いですが。 ■ 大河 TOP 都市には北から2つ、西から1つの大河が流れ込んできています。 その水流は、セブンスムーンの全ての運河に仕込まれた魔法装置によって濾過され、それぞれの層に流れ込みます。 ※まだ名前が本決まりではありません。 ■ 交通 TOP セブンス†ムーンには、遥かな昔に造られたエネルギー・ラインがあり、今も機能しつづけています。 都市全体に、その特殊なエネルギーを使った、自動走行の「路面電車」のような乗り物が走っています。 蜘蛛の巣状に線路が張り巡らされ、地下に入っていくものもあります。 運賃はタダで、都市の各地にアクセスも容易ですが、その速度はかなり遅いため、急ぎの用には向きません。 ちなみにアース区からラピュタ区に乗り入れる列車は、アース区に固定されたアーム状の高架で乗り入れています。 レコード・プレイヤーのアームをイメージしてください。そのアームが、ラピュタセブン上に「浮いて」いるリング状の高架に接続されていて、そこを列車がぐるぐる走るわけです。 この列車も、セブンスムーンの魔法装置の一部です。 ■ 市長 TOP セブンス†ムーンは民主主義国家です。その行政の長(市長と呼ばれる)は投票によって選出されます。 都市の性質上、代々「冒険者組合」と縁深い者が選出されています。また、女性市長が多いことも特徴的です。 星暦6000年代末~星暦7050年まで市長を務めたのも、女性の元冒険者「シナモン=アイズベール」でした。 星暦7050年に市長に就任するのは「ツキノマユ=アイエキュート」です。 ツキノマユ市長の代のみ、市庁舎がラピュタ区の中心に建造されることになります。 ■ その他 TOP 「名前がラピュタなのに飛ばないの?」と言われそうですが、ラピュタ区は飛びません。 その機能は持っているはずなのですが……。 面積を計算してみたんですが、セブンスムーンには「神奈川県横浜市(巨大)」がすっぽり入るぐらいです。 これなら300万人ゆったり暮らせそう。(港エリアおよび地下円盤エリアは含まずに計算しています) セブンスムーンの西の端から、沖の港エリア桟橋まで走ると、フルマラソンにちょっと足りないぐらい。 そういえば「ラピュタ区の中心には何があるの?」と聞かれそうなので、今のうちにお答えしましょう。 「ヒ・ミ・ツ・です」(ぉぃ いや、ヒミツというよりは、それぞれのイメージで描写していただきたいと思います。 大樹であっても、巨大な剣であっても、軌道エレベーターであってもOK。 しばらくは公式(?)な設定にはしないつもりです。ツキノマユ市長の代だけは別ですが…。 まあ、じゅらい的には季節ごと(年四回)に、中心のオブジェクトは変るんですけどね(何それ(笑)) ■ セブンスムーン断面図VER.2 TOP クレイン殿が作ってくださった断面図に似せて、書いてみました。 ただ、テキストで作ったので、文字間隔がじゅらいとは異なる環境の方も多いでしょう(^^; 手抜きでごめん。 出来れば、フォントの間隔が等倍なものを使ってください(WINならばMSゴシック等) ↓ラピュタセブン 堀 ↓ ↓ ↓ ▲←じゅ亭 ■■■■■■■_■■■■■■■_■■■■■■■←アースセブン ■■■■■■■ ■■■ ■■■■■■■ ■■■■■ ■■■■■ ■□□□■■ ■■■■■■■ ■■□□□■ ■□□■□■■ ■■□■□□■ ■□□□□■■ ■■■■■ ■■□□□□■ ■□□□■□■■ ■■□■□□□■ ■□□□□□■■ ■■■ ■■□□□□□■ ■□□□□■□■■ ■■□■□□□□■ ■□□□□□□■■■■■■■■■□□□□□□■ ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ ■□□□□□□□□□ □□□□□□□□□■ ■□□□□□□□□ ◆ □□□□□□□□■ ■□□□□□□□ ◆◆◆←セブンスムーン動力炉 ■□□□□□□□□ ◆ □□□□□□□□■ ■□□□□□□□□□ □□□□□□□□□■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□ ■ □□□□□□□□ □□□□□□□□ ■■■←バンディリオン号 □□□□□□□□ ■ □□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□ □□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ =======================←中略(笑) □□□□□□□□ □□□□□□□□ □□□□□□□ □□□□□□□ □□□□□□ □□□□□□ □□□□□ □□□□□ □□□□ □□□□ □□□ □□□ □□ □□ □ □ □ □ □ □ □_____________________□ 以下の階層に付いては完全に謎。 ■ 世界12封印都市(遺跡) TOP ※規模や、基本的な構造は全都市共通。 ※12都市全て、必ず回転している。ただし、北半球と南半球では、円盤の回転方向が逆。 ※北半球に6、南半球に6の都市があるらしい。 ※大陸は北半球に2、南半球に3。それぞれ分離している。 ※北半球の「第一の大陸」と、南半球の「第一の大陸」が、最も大きい。 ※封印都市では、「円盤の回転が決して止まらない」という大前提があることから、大規模な「時間」に干渉する魔法/能力/技術が使えなく(役に立たなく)なっています。 ※これらの設定は、かなり流動的ですけどね(笑) ※ちなみに「封印」の存在は、一般市民は知りません。 ファーストムーン:南極の中心に位置する。 セカンドムーン:南半球第一の大陸に位置。細かい位置や描写は、眠兎殿の作品を参考にする予定です。 サードムーン:南半球第一の大陸に位置。 フォースムーン:南半球第二の大陸中心部・クレーター状の盆地の中心に位置する。内円・外円含む直径約50kmの地上部分には何も(塵一つ)無く、気が遠くなるほど完全な静寂に満たされた場所となっている。このことから『神すら消える、無音のフォース』と呼ばれる。その周辺地域には太古の遺跡なども多いが、霊的災害の発生率が極めて高く、冒険者たちの鬼門となっている。フォースの地下部分は完全封鎖され侵入不可能。この都市が初めからこうなのか、何か事故があってこうなったのか、全て不明であるという。 フィフスムーン:南半球の大洋にある群島の中心に位置する。群島の半分は巨大な浮島/遺跡であるらしい。さまざまな伝説に満たされた不思議な都市。 シクススムーン:南半球第三の大陸(最小)に唯一存在する封印都市。大陸中心部まで入り込んだ湾の最奥部に位置する。 セブンスムーン:北半球第一の大陸・東端に位置している、人口三百万を超える都市国家。周辺諸国から完全に独立している。豊かな自然(海・山・平野)に囲まれれている。12都市中で最も美しく驚異に満ちた冒険の都市で、『蒼の都セブンス』と称えられている。文明レベルも高く、世界中から冒険者や最先端の魔法科学を担う研究者が集うことでも有名。都市周辺には様々な時代の遺跡も多く、クエストには事欠かない。 エイスムーン:北半球第二の大陸・西端に位置している。海に親しい都市で、セブンスムーンとの交易も盛んな貿易都市。のんびり穏やかな気風。 ナインスムーン:人口百万を超える「芸術の都」。比較的高度が高く空気が澄んでおり、幻獣やエルフなどの人間以外の種族も多く住む神秘的な場所。標高9,000m級の山脈が近い。細かい位置や文化は、このは殿の<旅>を参照する予定です。 テンスムーン:北半球第一の大陸・北西端に位置する「学術の都」。『氷のテンス(冬のテンス)』という愛称の通り、高緯度に位置して冷厳な気候下にある。文明レベルは高く、特に精神文化が発展している。セブンスやイレブンスとは異なり、純粋な魔術・法術の研究が盛んである。 イレブンスムーン:嵐の大洋の真中、赤道付近の海底、巨大ドーム内にある封印都市。水に親しい種族が多数住む。文明レベルは非常に高いようなのだが、地球上で発展したものとは思えない摩訶不思議な特徴を持っているため、宇宙的種族との接触があると推測されている。隔絶された環境にあるのだが、海に面したセブンスムーンとの交流はあるらしい。セブンスムーンの「シークエストゲイト」の住人は、イレブンスムーン出身だという噂。 トゥエルフスムーン:北極の中心に位置する。 サーティンス以降:古代の文献にその名が記されているのみ。位置も何も不明。 ★ 質問やアイディア、お待ちしてます(´ρ`)ノ [じゅらい亭日記] [ファンタ団メニューページ] [じゅらい亭トップページ] |