じゅらい亭日記

まほろば補足 簡易神話
冒険者> 藤原眠兎
記録日> 05月27日(水)13時57分16秒

ふに。

まほろばの批評で、「神話がわからないとちとキツイ」というありがたい言葉を頂いたの
で補足説明を行う事にしました。
作品中でできれば一番いいのですが、ただでさえ説明的なセリフ、言い回しが多いので、
かなり読みずらくなってしまう事が必至なので、こうして別口で説明する事にしました。

説明は作中に出てきたもの(あるいは関係があるもの)を対象としています。
一種ネタバラシ的なものも含まれますので、気にする方は読まない方がいいかも。


あと実は手元に正確な資料がないため、間違った記述があるかもしれませんがゆるしてね。



キリスト教系

レギオン
 『軍団』
 聖書の中で記述されている、イエス・キリストの悪魔払いの一節に出てくる悪魔の総称。
 イエスが悪魔払いを行う際に
 「お前は何者だ」
 と尋ねると、悪魔はこう答えた。
 「我々は『誰か』ではない。『レギオン』である」
 レギオンとは軍団を意味する言葉である。つまり、悪魔の集団をさして、『レギオン』
 というらしい。

アシュタルテ
 『堕天使』
 メジャーな言い方に直すと、アスタロト。
 もともとはバベル神話の神、イシュタルが元であるともいわれている。キリスト教の神
 話では、こうしたものが随所に見る事ができる。らしい。
 地獄の大公爵で、地獄の竜にまたがり左手にはマムシを持っているという姿で描かれる
 事が多い。
 作中では、無貌の馬にまたがる、鈍く光る槍をたずさえた黒騎士として描写されている。

フォルネウス
 『堕天使』
 海を統べる公爵。
 巨大なエイの様な化け物として描写され、その牙には、海で死んだ人間の魂が引っかかっ
 ているといわれている。
 様々な学問ー物理学、錬金術、芸術、文学など多岐にわたるーを修め、すべての悪魔の
 『真の名』を知っているといわれている。

フラロウス
 『堕天使』
 ソロモンに封じられた72柱の悪魔のうちの一人で公爵。
 豹の姿として描かれ、炎を操るといわれている。
 さらに過去、未来を詳しく見通す事ができるという。


ギリシャ神話系

 ヘルメス
 主神ゼウスの実子。例の如く隠し子だが(笑)、生まれつきの奸智と能力で認知させる。
 司るものは、移動、伝令、盗みにペテン。ろくでもない(笑)


北欧神話系

 時の女神(ウルド・ベルダンディー・スクルド)
 北欧神話において時と運命を紡ぐといわれる3人の女神の事。
 某マンガの影響で、ぴちぴちわくわくの3人娘と思われがちだが、神話中ではみにくい
 老婆として描写される。

 スルト
 炎の国(ムスッペルスヘイム)を統べる、炎の巨人の魔神。
 北欧神話において行われる最終戦争「ラグナレク」において、最後にその炎の力のより
 世界の全てを浄化(滅ぼす事)した。
 炎の魔剣「レーヴァテイン」を持つ。


ケルト神話系
 この神話の神は、どれもこれも美形青年しかいないので外見描写は省きます(^_^;

 モリーアン
 3人の戦女神のうちの一人。
 めずらしく醜い外見をしているとされ、冷徹で、惚れやすく、嫉妬深い。
 が、その反面みとめた人間には非常に情け深いとされている。

 マナナーン・マクリール
 ケルト神話中もっとも有名な魔術師にして、海を統べる神。
 「ティル・ナ・ノーグ」は彼が作り上げたものである。
 光明神「ルー」に剣術や、魔術、その他もろもろを仕込んだ所を見ると、相当な手練。
 作中では甲冑を着込んだ美しい青年と描写されているが、その言動はまるで「ベルセ○
 ク」のボスコーン閣下のようである。

インド神話

 メーガナーダ
 ラーマヤナ叙事詩に描かれる、アスラ(悪魔)の一人。
 闘神インドラすら打ち倒したので、インドラジット(インドラを倒したもの)という称
 号を持つ。その力は、無双の怪力のみならず、魔術、そしてインドラを倒した事によっ
 て得た、不死身のからだなどがある。

バベル神話
 
 ティアマト
 バベル神話の天地創世に出てくる邪龍。
 彼女の身体から世界は作られたとされる。

URL> http://うに、取り合えず随時増やします。わからない所が会ったら聞いてね?

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