「 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 」を観てきました。
パーフェクト。
エンドロールまで見届けて、ようやく出てきた感想はそれです。面白かったなあ……。
ちなみに、観たのは昨日(金曜日)です。
ネットのチケット予約サービスを利用して、小劇場の一番後ろの席を押えました。背後に誰も居ないって最高(ゴルゴか?)
(以下精霊語:ネタバレ満載の感想なので白文字表記、ドラッグして反転)
ミナス・ティリス戦が圧倒的なスケールで描かれてましたね〜〜〜!
「プライベート・ライアン」冒頭のごとき絶望感を抱かせる戦闘シーン。観ていて冷や汗をかいてしまうほどに緊張しました。
敵はもう出し惜しみ無しで来ていて、ホント勘弁して欲しかった。
カタパルトだの、意味不明なほど凝った造りの破城鎚だの……その破壊っぷりに、何度か目を瞑ってしまった。
正門ブチ抜いてきたトロールは、まるでザク(モビルスーツ)みたいで怖すぎです。
ガンダルフに「一歩も退くな」と言われた騎士達は、気合い入れ直す暇もなかったろうな(ノД`)
でも、トロールは見た目に反してお肌が弱いみたいね。矢であんなにダメージを与えられるとは思いませんでした。
てゆうかガンダルフザァーン!あんたは 魔 法 攻 撃 し て く だ さ い !ナヅェミデルンディスカー!?
まあ、バーサークした水戸黄門のごとき杖術で活躍してましたけど……実はSTR型の殴りWiz、マイトスタッフ装備でしたか?
現場に出ていたのなら、エンチャント・ウエポンとか見せて欲しかった。
格好良かったですけどね。
戦闘で活躍といえば、まずエオウィン姫の武勇を称えたい!まさにドラゴンスレイヤーにしてデモンズバスター!
同じ騎士子使いとして誇らしいです(?)
つうか魔王の間抜けっぷりも凄かったんですけど…。
魔王 「HAHAHA!俺様は、人間の男には倒すことはできんのだ」
↓
姫(人間の女性)&メリー(ホビット)による攻撃!
↓
魔王 「ぇぇーΣ」
観客 「キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!」
次に称えたいのは「エルフの王子様」こと、レゴラス君。
彼もまた、オリファントをソロで倒したことで、ドラゴンスレイヤー級の活躍と言えるでしょう。
つうか、弓で倒しちゃったよ……ひらりと降りたって「こんなもんさ?」と肩をすくめてみせるシーンでは、劇場内でけっこう笑いが起きてました。
笑うしか無いつうか、「なにこのスーパーエルフ」くらいしかコメントできないよ。
彼になら「まだまだだね」と言われても良い。
オリファント戦って、「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」冒頭での、惑星ホスでの戦いを彷彿とさせられますね。
でも、スノーウォーカーよりもオリファントのほうが強そうだ。
アラゴルンは、エージェント・スミスから貰った王の剣「西方の焔」を用いて、死霊軍団を投入しました。
あれはまさに決戦ユニットでしたねー。属性武器の無いキャラに、念属性の軍団をぶつけるようなもんです。
これで勝ちは決まったな〜と思って脱力しながら、「タクティクス・オウガ」で使えたら便利だなぁとか思って観てました。
障害物も高低差も無視で移動できるんだもん。
アラゴルンといえば、戴冠式での独唱も良かったですねー。
あの歌詞は、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが作詞したとか……本当かな?
ピピンの歌も好きー。
サントラ買っちゃおうかな。
フロドは本当によく頑張りましたね〜。
なんかもう、疲れ切っちゃって可哀想でした……お疲れさまでした(ノД`)
ゆっくり心と身体を休めてね……。
「王の帰還」で、個人的にMVPを上げたいのは、やっぱりサムですよ!!!!!
ああ、サム、きみは素晴らしかった。
本当にありがとう。ありがとう。
死出の旅でさえ、きみと一緒なら怖くないよ。
死出の旅といえば、死についてガンダルフがピピンに話した内容が心に残りました。
エンディング・テーマの詩にもなってましたね。
ギムリはそう出番が無かったんですけど、レゴラスとの友情を見せてくれたりして、涙腺を刺激しまくり。
死地にあってなお穏やかな笑顔で、「――良いね」なんて言われたらもう……。
なんて素敵なおっさんなんだ。
サルマンは名前しか出てこなかったし、サウロンはサーチライト(笑)にすぎなかったのが意外でした。
巨大な一枚岩を挟んだミナス・ティリスは、デザインが素晴らしかったですね。
内部もとても清潔そうで◎です。割け谷も良いけど、ここにも住んでみたいな。修理が終わったらね(爆)
戴冠式は、一枚岩のてっぺんで行われましたね。
あの広場って、今にもドラゴンや飛行船が降りてきそうな感じで良いです。グリフォンとかに乗って飛び立ちたい。
あー、あれだ、「ファイナルファンタジー」とか「スターウォーズ/エピソードI」の宮殿みたいに、空を意識してる感じ。
実に好みです。
ついに涙腺決壊したのは戴冠式、その最後です。
王となったアラゴルンが、畏まるホビット達に「友よ、頭を下げることはない」と言い、跪くシーンです。
もう感動のあまり、涙を我慢するほうが失礼かと思って(?)
万感胸に迫る、とはこのことか。
エンドロールのイラストを眺めながら反芻しようとして……なんか頭が真っ白になっちゃってて、出来ませんでした。
拍手しても良かったなあ……。
(精霊語以上)
ちょっとだけ日記を訂正。
メリーとピピンの名前を逆に覚えてたみたいです(==;
鏡花殿に教えて貰って、ようやく気付いた。
だってほら、「ベルセルク」とか読んでると、ピピンのほうが戦闘向けだとか思うじゃん!?(言い訳)
もうネタバレサイトも怖くないので、あちこち巡りまくり中。
映画版の公式サイトなんて特に、ネタバレの宝庫なので要注意なんですよ(特にキャラ紹介)
ずっと集中して観ていたせいか、すっかり疲れてしまって、頭痛が。
みなとみらい線の馬車道駅を探して歩いているうちに身体が冷えちゃった上に、某中華料理店で飲まされた、ふかひれスープとは名ばかりの胡椒スープに決定打をくらいました。あの店にゃ、二度と行かないぞ。
おかげで今日は、半日眠って養生するハメに(ノД`)
> みなとみらい線
ようやく乗ってきました。
みなとみらい駅が出来たおかげで、ようやくクイーンズスクウェアの構造について納得いきました。
あの長いエスカレーターが意味不明だったからねえ…。
噂では、クイーンズスクウェアが建設された当時、既に改札あたりまで造られていたとか!?
そういうのってワクワクしますね〜。見てみたかったな〜。
確かに昔、ランドマークタワーの展望室から見下ろしたら、縦坑掘って工事してたっけな。
> 購入した本
ええと、何冊か購入したはずなんだけどな……電撃文庫はヤバかった、という記憶しか無いな(ぇー)
ウルトラ・ジャンプで鈴木央氏(ライジング・インパクト等の作者)の新連載がスタートしたのは、凄く嬉しいですね。
応援するぞっと!
ああん、気が付けば朝。